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11人の戦士たち
[398]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/18(日) 01:28:35 ID:???
なんともアンバランスな選手だと頭を痛めながら、続いて霊夢はゴール前に立つ律子に視線を向けた。
予想の通り律子の実力は、幻想郷内で見ても平凡なもの。
1ボスチームにいるキーパーよりも劣る程度のセービングしか見せる事が出来なかった。
だが、それでも素人にしては上出来であるとも言えるし……。
霊夢「(何より、センスが凄い……。 ……いや、センスじゃないわね。
何かこう……地底の橋姫のように、感情を力に変換できるような力がある……?)」
ブースター「キュイ〜!!」
ドゴォッ!! バシュウウウウウッ!!
律子「そう何度も何度も……通さないわよッ!!」
バシィッ!!
意外にも負けず嫌いなのか、ブースターの放ったシュートに対して横っ飛びになりながら飛びつく律子。
その反応速度は先ほどの時以上に鋭く速く、ブースターは驚いたように律子を見つめ……。
律子は起き上がりながらズレたメガネを直し、ボールをブースターへと投げ返す。
律子「(ゴールキーパーは最後の砦……佐野君たちが点を取ってくれても、私が何失点もしたら意味がない。
765プロに帰る為にも、試合には絶対に勝たなきゃいけないんだから……。
素人だからって泣き言は言えない……!)」
霊夢の感じていたように、律子は感情――否、思い出を力にする事が可能な少女であった。
そして、今、彼女は元の世界の仲間たちを思いながら懸命にセービングをした。
それは彼女が元いた世界で、他の者達と競い合う時に繰り出してきたもの――。
通称思い出ボムと呼ばれるものを応用した力なのだが……当然ながら霊夢はそんな事知らなかったのであった。
霊夢「(素人同然でこれだけやれるなら……育てれば一気に伸びるかもね。 うん、キーパーには適任だわ。
で、次はカインとアイビス……だけど……)」
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0ch BBS 2007-01-24