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11人の戦士たち


[400]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/18(日) 01:30:47 ID:???
アイビスも、その動き自体は決して悪い訳ではなかった。
だが、何故か彼女はそれをサッカーに使う事も出来ず、下手で稚拙なプレーしか見せる事が出来なかった。
勘の優れた霊夢は、それでも才能はある筈だと考え、実際にその片鱗のようなものも練習で見えてはいるのだが……。
その片鱗はあまりにも小さく、弱弱しい。

霊夢「(どっちにしろ、今のままじゃ到底使えないわね……どこにも置けない。
    空いた場所に置く程度しか出来ないわ……。 で、レイはといえば……)」

タタタタンッ!

アイビス「(今度こそ……!)」
レイ「あらよっ!」

シュタンッ! バシィッ!!

アイビス「くっ……!」
レイ「人に触れないように球ころにだけ触るってのは難しいねぇ……」

再びドリブル練習をするアイビスに、素早く詰め寄り飛び蹴りのような姿勢からボールを奪取。
そのまま空中で一回転という曲芸染みた動きをしてから、着地を決めるレイ。
少々危なっかしくはあるものの、その動きは正に美技と呼べ。
彼女は本当にサッカー未経験者なのかと疑いたくなるようなプレーを先ほどから見せ続ける。

霊夢「(こりゃ即戦力だわ。 特にボール狩りのセンスと、ドリブルが上手い……。
    クーガーと少し役割被ってる気もするけど……あっちはどちらかといえば攻撃寄り。
    逆にレイは守備寄りだから……いざとなれば攻撃にも参加出来るサイドバックが適任かしら?)」

生憎とパワーばかりはそれ程でもないらしく、シュートはやや苦手。
パスもあまり上手くなく、中盤より上で使うのはやや苦しそうではあるが……。
ドリブルにパスカット、タックル。
おまけにクリアーもそこそこ上手く、これならばサイドバックとして十二分に活躍してくれるだろうと霊夢は笑みを浮かべた。


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