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11人の戦士たち


[471]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/19(月) 02:01:02 ID:???
ナズーリン「我が命蓮寺では同士は見捨てない掟がある。 共に強くなろうではないか、同士滝よ」
滝「……すまない。 やっぱ俺、足手まといだよな?」
ナズーリン「そのような事は無いさ、同士滝のサイドアタックは我がチームの貴重な攻撃手段だ。
      今までは私のサイドアタック一本だけだったから、戦術の幅が広がったと言える」
滝「でも……やっぱFWはシュートが撃てないと駄目だよな」
ナズーリン「そう思うのなら動く事だ。 我が命蓮寺では問題があればそれをすぐ解決するよう動く事を義務づけられている」
滝「でも、今までも何度かシュートの開発は試みたけど全然駄目なんだよ……」
ナズーリン「環境が変われば意外と会得出来るかもしれん。 言い訳する前に動く事だ」
滝「…………」

ナーバスになる滝にナズーリンはあくまでも頑張ろうと頑なに激励を続けた。
自分よりも(見た目)幼い少女にここまで言われては、滝としてもいつまでも落ち込んでいる訳にはいかない。
やがて薄くだが笑みを浮かべると、力強くコクリと頷きを見せる。

滝「そうだな……やってみるか! 試合まで、時間は少ないけどな」
ナズーリン「うむ、我が命蓮寺では最後まであきらめない事を美徳とする習慣がある。
      やってみよう、同士滝よ」

立ち直った滝は、力強く呟きながら闘志を燃やす。
それを見ながら、ナズーリンもまた笑みを浮かべるのだった。

ナズーリン「(この幻想郷には我らの天敵である猫科が多数存在する……私のお師ですら猫科な始末だ。
       だが、この同士滝は初めて出会えたげっ歯類の仲間! 私は君を裏切らないぞ、ネズミ男よ!!)」

ただ、ナズーリンの滝を激励した理由を聞くと……滝は多分一層落ち込んでいたであろう事を追記しておく。


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0ch BBS 2007-01-24