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11人の戦士たち
[527]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2011/12/21(水) 01:02:34 ID:???
>★クーガーさんのお車 ( 3 + 1 )+(???-3)=1★
>★新聞屋さんの移動速度 ( 1 + 5 )=6★
>≦−2→新聞屋さんを見失う……クーガーさんがスローリィ……?
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ドガガガガガ! ゴガンゴガンゴガンゴガン!!!
クーガー「俺はこう思うんだ佐野! 速さこそがこの世の理だと!!
どんな作家だって時間をかければいいものが描ける! 優秀なのは月刊漫画家より週刊漫画家!
週刊よりも更に優秀なのは日刊!
つまり、コボちゃんアサッテ君サラリ君ちびまる子ちゃんこそが最も優れた漫画だと言う事だ!」
佐野「あばばばばばば……(よ、4コマのちびまる子ちゃんオチねぇじゃん……)」
クーガーの作り出した車に乗ってから数十分。
クーガーは飽きることなく早口で独特の持論を展開し、ご機嫌に車を運転し……。
一方で佐野は上下に振動を思い切りしながら必死に口を押えて気持ち悪さに耐える。
何せ幻想郷という場所には、そもそも車というものが存在せず、道路が無い。
つまり、車が通る事を想定されて舗装をされた道というものが一つもないのだ。
そんな上を高速で走るだけでも揺れは酷いというのに、更にクーガーの運転は荒くた過ぎた。
空飛ぶ妖怪を追っている為だろうが、何度も何度もハンドルを切っては方向転換をし……。
そのたびに助手席の佐野は左右に振られ、頭の中がシェイクされる。
佐野「う、うぼぇぇ……(き、気持ち悪……ん?)」
クーガー「………………」
いっそ殺してくれと思いたくなる程の拷問の最中、不意に佐野はクーガーが無言になった事に気づいた。
この極限状態で気づけた自分を自分で褒めてやりたくなりつつ、視線を横に向ければ……。
なんとクーガーは唇をかみしめながら、頬から脂汗を流し、必死にハンドルを握りしめている。
その様子は先ほどまでの陽気で豪気なものから一転しており、佐野は訝しむのだが……。
クーガーはそれに気づいたのかそれとも気づかないのか、急ブレーキをかけて車を停止させる。
キキキキキキキィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
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0ch BBS 2007-01-24