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11人の戦士たち


[560]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/01/11(水) 00:41:58 ID:???
レイ「ほら、どんなもんだい」
佐野「…………うそだろ、オイ」

その手の中から現れたのは、先ほど木が揺れた為に落ちかけていた筈の木の葉。
冬であるが故にその両の手に収まる程しか落ちてはいなかったようだが、それでもそれを空中でキャッチしたという事実は驚きべき事で。
更に言ってしまえば、地には木の葉が一枚も落ちていないという事が更にレイの偉業の凄さに拍車をかけている。

佐野「……どこのアニメやゲームや漫画だ、オイ。 木を揺すって木の葉を全部取るって……」
レイ「クーガーもスピードに自信があるようだが、あたいだって負けちゃいない。
   純粋な足の速さだけなら負けるかもしれないけど、瞬発力なら自信あるよ」
佐野「そういうレベルじゃねーからこれ!」

自他ともに認めるスピード狂のクーガーは、前日の練習で見せたドリブルからもわかるように駆け足の速さはこのチームでも随一。
外の世界ですら、あのレベルの足の速さを持つ人間は滅多にいないと言えるレベルだった。
だが、このレイもまた違う意味でスピードには自信を持つ少女――。
トップスピードはクーガーに及ばないものの、瞬発力・敏捷性ならば自分が勝ると自慢を持って言える少女なのであった。

レイ「虎をやるのも、これと同じように手数にもの言わせて急所を狙えばいいだけの話さ。
   それにさっき木を揺らす時に使ったように、気を使って中から攻撃をすれば分厚い脂肪や筋肉だって私らの前じゃ意味をなさない」
佐野「………………」
レイ「これでわかったかい? あたいが嘘言ってないって」
佐野「はい……」


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