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11人の戦士たち


[593]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/02/15(水) 23:58:42 ID:???
そう、ユーノが佐野に手渡した地図とは、この幻想郷全土を記した地図。
確かに土地勘が無い佐野達にとって、外を出歩くなら必須のものと言え。
それを用意してくれたユーノに対し、佐野は笑顔で礼を言う。
これに対してユーノは照れたようになんの事は無いと返答をした。

ユーノ「僕が欲しかったから、ついでで用意したまでだからね」
佐野「それでもありがたいぜ。 しかし……こうして地図で見ると結構小さいのか? 幻想郷って」
ユーノ「そうだね……そこまで大きな国、土地という訳ではなさそうだよ」
佐野「ふーん……」

改めてよく地図を見れば、四方八方に重要らしい建造物や場所のマークと名前が記されており。
しかし、縮尺などを見ればこの幻想郷全土が然程大きな土地ではないという事がわかる。
少なくとも日本における一県程の大きさは無く、クーガーの車があれば悠々と全土を回れそうな程である。

佐野「色々霊夢ちゃんの話で聞いた土地もあるなぁ……紅魔館とか」
ユーノ「うん、そうだね。 霊夢に聞いて、その地図に書いていない土地の名前は……。
    地下にあるっていう地霊殿と、空の上にあるっていう天界って場所くらいかな」
佐野「……地霊殿ってのは聞いたけど、天界ってもんまであるのか。 もうなんでもありだな、幻想郷」

妖怪が蔓延り、人も妖怪も空を飛び、地下には妖怪たちが町を作り、空の上では人が暮らす。
佐野は幻想郷の非常識っぷりを再認識しつつ……地図からユーノへと視線を移し、口を開く。

佐野「そういえばこの地図ってドコで手に入れたんだ?」
ユーノ「人里に行ってね、大きな道具屋で仕入れてきたよ。
    魔法の森って所の入り口にも風変りなお店があるらしいけれど……そこは小さなお店らしいからね。
    人数分の地図があるかどうかわからなかったから」
佐野「ふーん……」
ユーノ「ところで佐野君は、どこか行ってみたいとか、気になる場所とかある?」
佐野「ん? そうだな……」


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