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11人の戦士たち


[638]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/02/17(金) 01:12:11 ID:???
剣崎「なっ、ひ、卑怯だぞ佐野!」
佐野「卑怯もラッキョウも大好物だぜ! ……ってそうじゃなくて、どこが卑怯なんだよ剣崎さん。
   カーブ回転をかけたシュートを得意としてる選手なんて、ゴロゴロいるぞ?」

全日本を代表するサイドバック、早田誠の得意とするカミソリシュート。
そして、全日本のエース、大空翼の相棒――岬太郎のブーメランシュート。
それらには遠く及ばないまでも、佐野も軽いカーブをかけたシュート程度ならば放つ事が出来る。
どこか猪突猛進なタイプに見える剣崎が相手なら、その軽いカーブのシュートでも通用するかと思い放ったシュートであるが……。
佐野の目論見は的中し、剣崎はまるで反応が出来ず、困惑をしている。

佐野「こういう横回転のシュートだけじゃなくて、縦回転をかけたドライブシュートとかもあるんだ。
   それに反応くらいはしてくれないと困るぜ」
剣崎「ウェ……こういう小手先の技みたいなの、苦手なんだよなぁ」
佐野「まぁ、少しずつ慣らしていこうぜ、剣崎さん。 幸い試合までまだ時間はあるんだからさ」
剣崎「ウェイ!」

折角のパワーも、当たらなければ意味が無い。
如何に頑強な力を持つ剣崎の肉体でも、シュートコースを防げなければ意味が無い。
その後も佐野は何度かカーブをかけたシュートを織り交ぜつつ剣崎のブロック練習を手伝ったのだが……。
緩急をつけたシュートを前に剣崎はただ右往左往をするだけでまともにブロックが出来ず。
こうして特に成果を上げられないまま、この日の練習は終了をするのだった。

剣崎「こんどの れんしゅうでは ぜったいにせいかをだすぞ!」
佐野「よし、がんばれ!」


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