※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
11人の戦士たち
[704]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2012/02/21(火) 00:57:46 ID:???
>C.クーガー
====================================================================
佐野「うーむむ……むむむ?」
水銀燈「まったく信じられないわぁ! おバカさん! おバカさん! おバカさぁん!!」
クーガー「ああもう、だから悪かったって言ってるだろうに……」
午後からはどうしたものか、と腕を組んで思案していた佐野は。
ふと台所の方から聞こえてきた喧噪に気づき、そちらへと向き直る。
するとそこにいたのは、何やら怒り心頭といった様子で怒鳴り散らす水銀燈と。
困ったように頭をかきつつ、それでも小さく頭を下げているクーガーの姿。
一体何事かと佐野は立ち上がると2人の元へと行き、訳を問いただす事にする。
佐野「おいおいどうしたよ水銀燈、えらい怒ってるみたいだけど何があった」
水銀燈「! いい所に来たわ佐野、あんたからもこの腐れサングラス男を罵倒してやりなさい!!」
佐野「罵倒っておま……。 ……クーガーさん、一体何があったんだよ?」
しかし訳を聞こうにも水銀燈はとっくの昔にヒステリーを起こしており、とても聞けるような状況にはない。
となればもう1人の当事者――クーガーに話を聞こうかと問いかけてみれば。
クーガーは肩を竦めながら手に持った一本の空となったポリスチレン製の容器を佐野に見せつけながら説明をする。
クーガー「どうもこうも、俺はただこいつを飲んだだけだ」
佐野「……ヤクルト?」
クーガー「そう、ヤクルト」
クーガーも持っていたのは、何のことはない、佐野がいた世界でもお馴染み。
老若男女に愛される世代を超えた乳酸菌飲料――ヤクルト、の、容器。
一体全体クーガーがその中身を飲んだだけで、どうして水銀燈がここまで怒らなきゃならないのかと佐野は疑問を持つのだが……。
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24