※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

11人の戦士たち


[706]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/02/21(火) 01:00:40 ID:???
この場を丸く収める為に霊夢が提案した案。
それは今からクーガーと佐野に買い出しに行ってもらい、そのついでにヤクルトを買ってきてもらうというもの。
こうすれば水銀燈もヤクルトを取り戻せて怒りを収める事が出来るし。
クーガーは水銀燈から恨みを買う事もなくなる。
霊夢としても買い出しに行く時間を他の家事に回す事が出来ると、一石三鳥の名案。

水銀燈「ふんっ、でも、勝手に飲んだのはまだ許してないわよ。
    というか、今度やったら本気でジャンクにしてあげるぅ」
クーガー「あー、わかったわかった。 次からは気を付ける」
霊夢「じゃ、話は纏まったわね。 そういう事で頼むわよ、クーガー、佐野」

これには水銀燈とクーガーの両名も了承し、クーガーは霊夢から財布を受け取ると早速買い出しに出かけようとするのだが……。

佐野「……なぁ、なんで俺も一緒に買い出しに行くの?」

ぽつん、と話から取り残された佐野は小さく自己主張をするようにつぶやいた。
確かに、彼の言うように、佐野が買い出しについていく理由は無い。
佐野は水銀燈のヤクルトを飲んでなどいないのだから、当然である。

霊夢「でもどうせ暇でしょ。 ついでに行ってきなさいよ。 荷物持ちは多いにこした事無いんだし」
水銀燈「そうよぉ、家にいても何の役にも立たないんだからそれくらいで役に立ちなさぁい」
佐野「……え? 何、いじめ? これ、いじめ? っていうか荷物持ちって言っても……」

プップー!!

それでも強制的に買い出しに駆り出されそうになる佐野の耳に聞こえたのは、半ばトラウマと鳴りかけた音。
一瞬にして佐野の顔から血の気は引き、霊夢らに押されるようにして玄関から外に出てみれば、そこにあったのは……。

クーガー「速くしろ佐野! 男を助手席に2度も乗せるなど俺のポリシーではないが、今度ばかりは俺の落ち度だ! 乗せてやる!!」

禍々しい紫色をした車と、それに搭乗するイキでイナセな二枚目半だった。


名前

E-mail



0ch BBS 2007-01-24