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11人の戦士たち


[78]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/10(土) 01:47:28 ID:???
人数分のお茶と、ブースター用の水をお盆に乗せて台所から戻ってきた霊夢は人里の存在を明かすも。
やはり先立つものがなければこの問題は解決をしない。
霊夢の淹れてくれたやたらとうっすいお茶を啜りながら、はてさてどうしたものか。
日雇いのバイトでも今から探して日銭を稼ぐしかないか?とも考えるが……そんなもので稼げる金など微々たるものである。

佐野「大体がもうそろそろ日が暮れるしなぁ。 バイトだって人数分探せないだろうし。
   そもそも、バイトが出来なさそうなのやしなさそうなのもいるし……」
水銀燈「なんで私が労働なんてしなきゃならないのよぉ」
ブースター「キュ?」
カイン「……外に出て魔物を狩ればいいだろう。 狩れば金になる」
霊夢「なるか、んなもん。 妖怪だって大金持ち歩いてなんていないんだから」
レイ「大体がそんな野盗みたいな真似、あたいが許さないよ」

またしても八方ふさがり、もはや野宿をして霞を食って生きていくしかないのかと一同は絶望するのだが……。
再びこの窮地を救ったのは霊夢であった。

霊夢「ならウチに住む? 服はどうしようもないけど、ご飯と寝るトコくらいなら用意するわよ?」
佐野「なにィ!? 霊夢ちゃんと一つ屋根の下で共同生活だって!?」
律子「ごめん、コレは無視して。 で……霊夢、本当にいいの?」

なんとこの神社に住んでもいいと言う霊夢に、思わず佐野は下心丸出しの驚きを見せるのだが。
これを律子は華麗にスルーし、本当にいいのかと問いかけた。
霊夢の厚意は素直に受け取りたかったが、しかし、佐野達は10人と1匹の大所帯なのである。
食費も馬鹿にはならないし、霊夢に迷惑となるのは明白。
ここまで幻想郷について説明してもらったりしている以上、これ以上迷惑をかけたくはないと思うのは常識的な考えと言えただろう。


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0ch BBS 2007-01-24