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11人の戦士たち


[793]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/02/26(日) 02:57:32 ID:???
8日目

そして明くる日――いよいよ佐野の幻想郷生活初めての試合が行われるというこの日。
佐野らは朝食を取ってから、昼前に試合会場へと向かった。
1ボスチームとの試合会場となったのは、人里近くにあるという小さなサッカーコート。
霊夢の話によればもっと大きなスタジアムなども幻想郷にはあるそうだが……。
イレギュラーズの知名度と、1ボスチームの人気度を考えればそのような大きな会場を抑えても採算が合わず。
この人里近くの小さなコートが妥当な会場だとの事である。

佐野「まあ小さいつってもフィールドの大きさが変わる訳でもないし、問題は特に無いよな。
   ……っていうかこれ、人工芝か? よく幻想郷にこんな技術があるな」
霊夢「そういう技術とか裏方が得意な妖怪もいるのよ」
佐野「これ作ったの妖怪かよ!?」
レイ「神社の裏にあるコートは土のコートなのにねぇ」

会場につくなり、意外にもよく整備されているコートを見て驚く佐野達。
しかし、こともなげに霊夢は幻想郷ではよくある事だと説明し……。
それからフィールドの横に併設されたベンチへと移動し、荷物などを置く。

カイン「しかしまだ1ボスチームとやらは来ていないのか?」
霊夢「試合開始までまだ時間はあるしね……少し早く来すぎたかしら?」
ユーノ「あれ? ……霊夢、コートの中に入ってきた人がいるよ?」
霊夢「……ああ、やっと来たのね」

まだ姿の見えない対戦チーム――1ボスチームを待つ一同の前に不意に姿を現したのは……。
浅黄色の着物を着込み、眼鏡をつけた白髪の長身の男性。
その腕一杯に何やら箱を抱えつつ、佐野らの元へと向かってきている。
一体誰だろうと首を傾げる佐野達だが、霊夢だけはその人物を知っているのか一つ頷くと。
肩で息をしながら佐野らの前にようやく辿り着き、箱を下ろした男性の方に手をやりつつ口を開く。


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0ch BBS 2007-01-24