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11人の戦士たち


[79]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2011/12/10(土) 01:48:29 ID:???
霊夢「別にいいわよ。 そりゃ、食費は当面キツくなるでしょうけど……そこは先行投資って奴だしね」
剣崎「どういう事だ一体!? 何を企んでりゅんだ!!」
霊夢「たくらむなんて人聞きの悪い。 いい、あんた達はサッカーでこの幻想郷で有名になり、紫に見つけて貰う。
   じゃ、どうやって有名になるつもり?」
アイビス「……試合をして、強い奴に勝つ?」
霊夢「そう。 なら、どうやって試合を組むの? 誰があんた達と組んでくれる?」
律子「……ああ、なるほど。 私たちのマネジメントをしたいって訳ね……」

しかし、この霊夢の提案には彼女の善意も確かに混じっていたが、それと同じくらい利己的な考えもまた混じっていた。
つまり、霊夢の狙いとは佐野らのチームのマネジメントを一切合切取り仕切り。
試合を行う事で得られる興行収入をこの博麗神社で得たいというものであったのである。

水銀燈「とんだ守銭奴ねぇ……ま、善意だけで泊めますなんて言ううっさんくさい奴より数倍マシだけど」
霊夢「私もサッカーをしてるってさっき言ったけど、今は事情があってチームも活動してないし、予定もないしね。
   暇だからチームの練習を見たり、相談にも乗ったりしてやるわ。
   それにその収入で得られる金だって、あんた達の食費を考えれば微々たるもんよ」
佐野「そこまでしてくれるなら、俺達のチームに入ってくれよ……」
霊夢「活動してないだけで私が所属してるチームはあるのよ。 あんた達のチームには入れないわ」

そこまでしてくれるのならばいっそチームに加入してくれれば……と言えば。
霊夢は加入しているチームが一応あるものの、そこが現在活動をしていないだけ。
いつ活動を再開してもいいように、佐野らのチームには入れないと言う。
それは残念な事ではあったが、しかし、霊夢がチームの練習を手伝い、試合をセッティングしてくれるというのはそれだけでもありがたい。
何よりも寝る場所と食料を提供してくれるというだけでも、まるで仏様のようなありがたさである。

ユーノ「何よりそれで霊夢に利益があるっていうのが僕たちにとってもありがたい話だね」
剣崎「確かにな……迷惑のかけ通しなんて気が引けるぜ」
クーガー「この俺達に先行投資とは中々目が高い! 何よりその迷いない即決具合がいい!!」


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0ch BBS 2007-01-24