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1- レス

11人の戦士たち


[806]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/02/27(月) 01:19:22 ID:???
(BGM:レティさんのテーマ nicovideo

レティ「あら……早かったのね、霊夢達」
佐野「むむむ……!?」

賑やかにユニフォームについてああでもないこうでもないと言っていた佐野達の耳に届いたのは。
凛とした、まるで冬の冷たさを思わせるような女性の声。
思わずそちらに振り向けば、そこにいるのは長身な、奇妙な帽子を被った女性。
その後ろにも10人程の人影を見つけた佐野は、これが今日の対戦相手――1ボスチームの面々なのだと気づき。
リーダー……キャプテンであるだろういち早く声を放った女性をもう一度見る。

佐野「(……これが、1ボスチームのキャプテン。 守備の要っていうレティさんか……)」

レティ=ホワイトロック。
霊夢の話によれば冬にのみ活動が出来るという制限があるものの、その実力は幻想郷では中堅並。
純粋な能力だけで言えば1ボスチームにいるような人材ではない、優秀なCB。
その女性としては大柄な体格を見れば……なるほど、パワーディフェンスが得意だと言われるのもうなずける話である。

霊夢「ええ、ちょっと早くつきすぎたみたいね。
   まあ、ユニフォームを渡したりする時間が取れたからそれで正解だったと言えるけれど……」
レティ「そちらは準備が既にできているようね……なら、試合時間ももうすぐだし、私たちも用意をさせてもらうわ」

少しだけレティの威圧感に萎縮する佐野の横では、霊夢とレティが軽く世間話をしており……。
しかし、それもすぐに終わるとレティは身を翻して自分たちに割り当てられたベンチへと向かった。
そして、その後ろをチームメイトと思しき少女たちがつらつらとついてゆく。

佐野「うぅん……なんという威圧感。 身長以上の圧迫感を感じたぜ……」
ユーノ「確かに……迫力というものを感じたね。 かなり気合が入ってるみたいだ」
霊夢「1ボスチームとしたって、つい1週間前に出来た新造チームに負ける気は無いんでしょうよ。
   それより皆、レティの後ろを歩く選手達をよく見ておきなさい。 今から選手の特徴を説明するわ」


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0ch BBS 2007-01-24