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11人の戦士たち


[816]佐野の人 ◆0RbUzIT0To :2012/02/27(月) 02:45:09 ID:???
佐野「そうか、滝さんはうまいこと1ボスチームに入れたって事か」
滝「ああ、立場が違えば俺もお前みたいにチームを新設してたかもな。
  つっても、こっちは帰るのが目的じゃなくて技術を磨くのが今の所の目的だけど」
ナズーリン「タキーリン、積もる話はあるだろうがそろそろ……」
滝「あ、ああ、そうか、悪いナズーリン。 じゃな、佐野。 話はあとだ。 まずは試合をしようぜ」
佐野「あ……そうですね!」

Jrユース時代はロクに話をした事も無いが、こういった極限状態ではたった数分の会話では物足りない。
まだまだ話足りないくらいであったが……。
試合時間は迫っており、ユニフォームに未だ着替えていない1ボスチームとしては、
ミーティングの時間を考えればそろそろ着替えに向かわなければいけない時間。
話をするのは試合後に、と滝は佐野に告げるとこれに佐野も同意し……そして、去り際に一言つぶやくのだった。

滝「それにしても、俺やあいつら以外にまだ日本代表の奴が幻想郷にいたなんてなぁ……」
佐野「え? へっ、ど、どういう事だ!? ちょっ、滝さん!?」
霊夢「佐野、こっちもミーティング始めるわよ!」

「俺や"あいつら"以外」……佐野と滝以外にもまだ、幻想郷には日本代表に選ばれた選手がいる事を匂わせる発言。
これには佐野も再び狼狽し、滝に言葉の真意を問いただそうとするのだが……。
霊夢に呼び止められた佐野は素直にそれに従い、自らのベンチへと戻った。

佐野「(俺や滝さん以外にまだ幻想入りした奴がいる……?
    ……おいおい、まさかこれから戦っていくチーム全部にいたりしねぇだろうな?
    いや、まさかな……)」

思わず浮かんだ悪い予感を、鼻で笑いながらミーティングの輪の中に入ってゆく佐野。
……俗に言うフラグ建設をしたとは露知らず、佐野は監督的立場に立つ霊夢の話に耳を傾け始めるのだった。


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