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11人の戦士たち
[875]佐野の人 ◆0RbUzIT0To
:2012/02/29(水) 23:51:19 ID:???
しかし、クーガーはフェイントを入れるでもなくパスを選択するでもなく、ただただ速いドリブルでナズーリンを抜き去った。
確かにナズーリンの考え通り、隙さえ見つけられれば並の選手が相手ならば彼女はボールを奪えるだろう。
だが、その隙が見つかろうとも、そこから反応をする前に抜かれてしまっては……?
ボールを持っている時、全速力で走れる選手というのはそう多くはいない。
だが、そもそも最高速度が異常なまでに速すぎる為に、全速力でなくとも並外れたスピードを持つ者がいるとすれば……?
答えはこの勝負の結果が全て物語っていた。
ナズーリン「ば、馬鹿な……これでは粛清されてしまう……!(というかなんだあのスピードは! 鴉天狗並か!?)」
穣子「姉よ……」
静葉「妹よ、今のはミスではない。 こうなる事は全て預言書の78節に書かれていた通りだ」
因みに静葉は反応どころかクーガーの速度を知覚する事すら出来ず、穣子に睨まれ焦る事なく弁明をしていた。
霖之助「あーっとこれは凄い! クーガー選手、トップスピードのままナズーリン選手達を抜き去り一気にサイドを駆け上がったァ!
新設チームイレギュラーズ、いきなりの得点チャンスだぁ!」
レティ「(ナズーリンでも止められないか……! だけど彼をフリーにさせる訳にはいかない……!)
4番、敵の7番(クーガー)に当たって! ミドルがあるかもしれない以上フリーには出来ないわ!」
羽目玉C「ウゴウゴ……」
試合開始から僅か3分。
キックオフからいきなりのイレギュラーズの得点チャンス。
これには1ボスチームも浮き足立ちそうになるが、レティは即座にディフェンス陣に指示を飛ばし。
そのままゴール前に突っ込んでくるツートップのFWに視線をやる。
レティ「(得点はやらない……! この私がいる限り、全てのシュートは私が阻む!)」
佐野「(やっぱクーガーさんのドリブルスピードはすげぇな! ボール持ってねぇのに追いつこうとするだけで精いっぱいだ!
さて、しかしここからどうする? そろそろ指示を出すべきタイミングかもしれんが……)」
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0ch BBS 2007-01-24