【リハビリの】キャプテン霧雨84【苦難】

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[278]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2011/12/20(火) 00:31:00 ID:???
魔理沙「お願いし申す」

キリッとした顔でそんな言葉が出るほどまでに、魔理沙は壊れていた。
ぬえはそんな魔理沙に微笑を浮かべると、その箸先をそっと口へ差し出す。

ぬえ「はい、あーん♪」

魔理沙「（これが幸せか……！！）」

いつもよりノリノリなぬえに手料理を手ずから食べさせてもらい、歓喜の涙をそっと流す。
普通の食材での朝食？とんでもない。
この味は…この愛の籠った料理はプライスレス。
高級食材なんて彼方に吹っ飛ぶような美味しさである。

魔理沙「むぐむぐ……んーっ、おいしーっ！」

ぬえ「ふ、普通の食材なのに大げさよ…」

魔理沙「ばっか、料理は愛情っていうだろ？
　　　　　私は確かにこのご飯に愛情を……」

ぬえ「………」

恥ずかしいのか、無言でかぁっと赤くなる。
それでも、差し出す箸は止まらない。
嬉しくも恥ずかしな朝食の時間に、魔理沙は深い満足を得たのでしたとさ。

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0ch BBS 2007-01-24