【リハビリの】キャプテン霧雨84【苦難】

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[80]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o ：2011/12/16(金) 00:22:46 ID:???
>>B　…いや、お前が怪我したらよくないと思ってさ！

魔理沙「い、いや！お前が怪我したらよくないと思ってさ！」

この気迫、下手な言葉は自分へ跳ね返ってくる。
直感でそれを理解した魔理沙は、無難な回答を選ぶことにする。
が、早苗は心配しているという言葉にも大した興味を見せない。

早苗「へぇ…。それが本心かどうかは置いておくとしまして。
　　　　そんな心遣いは無用と言っておきます。
　　　　いいですか、もし再戦という話が出てきたら…」

魔理沙「わ、わかったよ…その時は伝えるぜ……」

鬼気迫る様子の早苗に対し、そう言う他なかった。
魔理沙とまた目指す地点、その思考は遠い場所にあるが…。
しかし、彼女のその熱意は魔理沙は嫌いではなかった。

早苗「ええ、結構です。ま、私としましてはそれぐらいですね」

魔理沙「（でも、そんな機会があるかな？）」

夢幻フラワーズは既に解散してしまった。
夢幻姉妹はチームなしの身。果たして早苗が望むような試合があるのだろうか。
満足げに頷く早苗を見つつ、そんなことを思う魔理沙であった。

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0ch BBS 2007-01-24