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私の巫女様
[723]森崎名無しさん:2012/02/10(金) 11:14:39 ID:DTmaPxNU
A 涼・菜々子
[724]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/02/11(土) 22:25:42 ID:???
A 休みでも部活はやってる、【諏訪社中学校】に行こう!
涼・菜々子
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君代
「……暇らしいですし、付き合ってもらいますか」
11人揃った(フル出場が怪しい人が数人居るが)今、自身の実力を上げる必要がある。
そう考えた命ちゃんは、またも菜々子先輩に電話をかける。
君代
「ん……リダイヤル、っと……」
プルルル…
…ルルルルプ
君代
「……えっ?」
省5
[725]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/02/11(土) 22:26:46 ID:???
君代
「………」
まさかの神社外での出待ち。
その影に付き従う様に、涼先輩も控えていた。
涼
「(無言で会釈)」
君代
「あの…誰からここを?」
菜々子
「桃子ちゃん♪」
即答。
君代
「もしも…電話してなかったらどうしてたんですか?」
菜々子
「涼ちゃんとお買い物かしらねぇ〜」
[726]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/02/11(土) 22:27:53 ID:???
絶句である。
なんと言う予定であろうか……。
菜々子
「うふふふふぅ、是非教えてあげたい物が色々あるのよぉ〜。
なんとなくだけど、君代さんなら何でも教えてあげられる気がするのよねぇ〜」
うふうふ笑う最上級生に、無言でそれに付き従う異性的な妹。
みょうちきな光景だが、妙に違和感を感じないのがまた怖い。
菜々子
「それで〜、どこに連れて行ってくださるのかしら〜?
うふふふぅ、うふふぅ★」
君代
「……はぁ。
省7
[727]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/02/11(土) 22:33:02 ID:???
菜々子の手を、涼が恭しく取り……
そのままの状態で、すすすすーっと音も無く付いてくる姉妹。
有栖さんがきゃいきゃいと喋りたてるタイプなので、少々以外ではあった。
あと、これといったセクハラ行為も無しで終わり。
【諏訪社中 グラウンド】
大会前、一層熱の入った物になっていた。
野球部はエース黒木が投げ込み、二年生エース涌井もその姿を見せる。
神戸先輩も景気の良い打球を飛ばし、調整はバッチリそうだ。
省16
[728]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/02/11(土) 22:34:31 ID:???
何を馬鹿な事を、と言わんばかりの声色で命が返す。
が、菜々子は違うのよぉと否定。
菜々子
「基礎練習するのかしらぁ?
それともぉ、私の使える技やらコツやら教えちゃうのかしら?」
君代
「技、スキル……?」
小首をかしげる命ちゃん。
菜々子
「そ★
例えばねぇ…命ちゃん、空中で打てるシュートが無いでしょう?
だから考えておいたのよぉー、名付けて"スライドボレー"と言う…
省6
[729]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/02/11(土) 22:40:52 ID:???
当然、技なんて早々出来る物では無い。
きちんとした基礎を固め、徐々に使えるものに…
菜々子
「涼ちゃん、低いの頂戴ねぇ」
涼
「了解であります」
ぽい、と無造作に放られた低い球に、菜々子が空中ボレーの動きで飛び込み…
菜々子
「ななこ、キーック★」
パン!とスピード的には大した事のない平凡なボレーが放たれ…
ツツツ……ククンッ!
君代
「!? え、ええっ!?」
[730]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/02/11(土) 22:46:05 ID:???
曲がる。
曲がり、ざすっ……と乾いた音を立ててサイドネットに収まる。
弧を描いた弾道は、スピードも威力も無いが…確かにスライドして見せた。
菜々子
「足のバネもスピードもない私だからこうなるけどねぇ〜…
きっと、君代ちゃんならもっと鋭い動きをするわぁ★」
君代
「……は、はぁ」
……兎に角にも、技術面では菜々子をコーチとする事に何の問題も無さそうだった。
ああも無造作に命が打てそう、と言う理由で技を編み出してくる辺りは異常だが。
菜々子
省12
[731]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/02/11(土) 22:47:14 ID:???
君代
「ひっ!?」
ばっ、と離れる。
……確かに、菜々子には妙な色気があり…
百合の気が無い(ハズ)命も、時々見惚れそうになる。
廊下で一緒に歩いていると、男女問わず視線が集まっている事もあった。
(実は命に見惚れている生徒も居る)
しかし……それを、サッカーに利用すると言うのは……。
菜々子
「うふ♪」
涼
「他には…姉方様の"幻惑するドリブル" "グラスドライヴ"
省10
[732]私の巫女様 ◆Miko/icOEk
:2012/02/11(土) 22:48:36 ID:???
ぞろぞろと技を網羅していく菜々子、涼。
菜々子
「あぁ〜…でも"幻惑するドリブル"と"グラスドライヴ"はコツが説明しづらいのよねぇ〜
昔有栖ちゃんに教えてあげたのだけれど、全然わかんないって怒られちゃったわぁ〜…」
しゅん、としぼみながら昔を思い出しているらしい。
君代
「わ、私は……」
そして命は……
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どうしますか?
A 「基礎を固めます」 基礎数値練習に入ります
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0ch BBS 2007-01-24