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1- レス

私の巫女様


[886]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/03/04(日) 01:58:42 ID:???
そう言えば手で持って行ける大きさのものしかない。
……どうなってるの、この家族?

菜々子
「だからぁ、私達に出来るのは早めに行って〜…
 場所を確保する事よぉ〜。どうせ私達が触っても、危ないのだしねぇ〜?」

君代
「な、なるほど……一理ありますね」

そう言った理由で一旦涼を置き、第三グラウンドへと向かうのであった……。

観客A「オイ、あの二人あの男置いて行ったぞ!?」
観客B「チャンスなんじゃね!?」
観客C「お前行けよ!ほら!」 省10

[887]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/03/04(日) 02:00:02 ID:???
今日はここまで。
明日は……試合、やろうと思えば…

[888]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/03/05(月) 00:09:46 ID:???
君代
「今日は巫女の日ですよ!」(フンス)

えへん、と胸を張って褒めて欲しそうに
自信満々の顔で言う光景。

[889]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/03/05(月) 03:19:17 ID:???
第三グラウンド。
そこには片方の観客席にのみ、集中して観客が居る異様な光景が広がっていた。
それも―――全員、女。

君代
「……なんですかねこれは…」

菜々子
「いいんじゃないかしら〜…紛れ込めば隠れる必要もないわよぉ」

こそこそっ、と同姓の群れに紛れ込む二人…
その同性達の目線は、全て大声で叫ぶ花真瀬中学校の10番に向けられていた。

鎌瀬
「やぁ!
 今日は僕、【鎌瀬 一(かませ はじめ)】の 省13

[890]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/03/05(月) 03:27:05 ID:???
鎌瀬
「諏訪社中の皆!
 悪いけど、今年全国に行くのは僕たち花真瀬中だ!
 でも安心したまえ!君達の分も僕が戦う!」

観客席
「キャーッ!」「カッコイーっ!」

鎌瀬
「ハハハハ!
 まぁ見ていてくれ!この鎌瀬一ある限り、花真瀬中に負けは無い!」

ハーハハハハ!となおも続く高笑いに二名どん引き。
諏訪社中イレブンからの熱い殺意がびしびし伝わってくる…。

君代
「……なぁんですかね、これは…」

菜々子 省15

[891]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/03/05(月) 03:28:41 ID:???
丁度その時、
絶え間ない黄色い声援の中を涼が歩み寄ってくる。


「姉方様、良い場所に陣取ったでありますね…
 これなら捗るでありますよ……」

菜々子
「あらあらどうも〜♪」

来るや否や機材の設置を手際よく行い始める涼。
その佇まいは、一流の諜報員のそれである。

君代
「はえ〜……」

菜々子
「はい、命ちゃんこれ♪」

菜々子から渡されたのは、小さな小さな耳に付ける端子…
一言で言えばイアーホンだった。

[892]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/03/05(月) 03:29:46 ID:???
君代
「い、イヤホン……」

チャ・ザ神
「(諜報部隊か何かなんですかねぇ……?)」

菜々子
「付けないと聞こえないわよぉ〜」


「指向性があるでありますから、余計な音は聞こえないでありますよ…
 霧が邪魔でよく見えないでありますね……」

きーり、きーりとカメラと双眼鏡を調整。
双眼鏡の調整が終わり次第菜々子に手渡され、バケツリレーで命ちゃんの手元へ。
ずしりと重い、決して安物には見えない…そんなものを霧の中手渡されてしまう。

君代 省6

[893]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/03/05(月) 03:36:28 ID:???
君代
「ひぇっ……」

高級だとは思ったが、予想以上の高級さにびっくり命ちゃん。

菜々子
「確か短時間なら、水没してもオッケーよぅ♪」

君代
「さ、参考までにお幾ら万円で……?」


「2、3万円だったでありますかねー…良くは憶えてないであります」

チャ・ザ神
「(ヒエエエエ〜ッ!)」

君代
「あ……そ、そうですか…大事に使いますね…」

チャ・ザ神様の悲鳴を脳裏で聞きながら、命ちゃんは誓った。 省2

[894]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/03/05(月) 03:47:35 ID:???
大事に大事にイヤホンを耳に差し、双眼鏡に手を掛ける…
見やるのは当然、コイントスを終えて睨み合う花真瀬中学校キャプテンの鎌瀬と…
"NAGO"と名前を背負い、背番号1番の男だった。

鎌瀬
「キミが諏訪社さんのGKかな?
 悪いけど、今日の僕は乗っててね……3点は貰うよ!」

名護
「……やれるなら…やってみるが良いでしょう。
 魑魅魍魎跋扈するゴール前…名護啓介が、そこに居る」

鎌瀬
「…?
 全然わからないけど、勝つのは僕たち花真瀬中だ! 省17

[895]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/03/05(月) 03:52:30 ID:???
          ジャリッ……!

     /: : /:: : : / : : :.!:: : : : !: : !: : : ヽ:: : : : : ',
   /: : /: : : 斗--、 :|: : : : :|: : | ,ィT: ',: : :ヽ : !
   |: : |: : : : : |: /  \: : /|:.ィ: :ヽ: : :.|.: : : ト、:|
   |: : |: : : : /!/ ⌒ヽ| :/ |:./⌒ヽV: |.: : : | V
  < : _: : : / 〈 {}   |/  .レ {}  } |:./ヽ: : |
  <:: |. 小{   _,,.. -    、-.,_  レ{: :.|ヽ:|   名護ぉ…… 省27

[896]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/03/05(月) 04:13:58 ID:???
続けて集音機が、会話を拾う。

名護
「……この霧ではわからないでしょうが…
 いきなりやるほどでは無いでしょう、極力汚い手は慎みなさい…」

伊藤
「へいへい、了解よ生徒会長サマ?」

名護
「私はまだ…生徒会長では、ありません」

伊藤
「チッ。
 ……オイ皆、"しっかり繋いでいく"ぞ!」

おー、おーとやる気のないクッソだるそうな声がDF、MFから聞こえる。 省11


0ch BBS 2007-01-24