【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】

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[149]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2012/01/15(日) 00:25:30 ID:???

Ｄ　空中戦勝負！ハイボール争奪戦だ！

妹紅「ほぉ……そいつは」

火の粉がたちこめ、背中からごうごう燃える炎の翼が現して妹紅が不敵に強気に笑う。

妹紅「私の得意な内二つだって知ってのことかい？
　　　 SSPとかには興味ないけど負けていいやと考えてるわけじゃない。
　　　それにこちらはFWだ。空中戦やるのはPAの中で決定機の中で競い合う……中盤の選手に負担はでかいよ？」

FWの妹紅は、中盤の働きは井沢に、守備を信頼する友人の慧音に任せてボールをもらうに集中できる。
空中戦は本来の仕事の一貫に過ぎず……。
しかし松山には、中盤を抑えてさらに妹紅のシュートチャンスに勝負を挑む選択も必要になってくる。
働きも疲労もかなりの負担になると承知で、松山は胸を張って自信を見せた。

松山「望むところさ。
　　　それに妹紅さんの言う展開にはならない。俺は決して負けないしへたばらない。
　　　ゲーム展開も、妹紅さんが孤立しボールを奪いに下がってくる展開になる。いやさせてみせる！」
妹紅「(自信があるのか……そうだ、紅魔カップ決勝のジャンプで蓬莱の肝を抜かれかけたっけ)」

まさかの高空のボールを、桁外れの跳躍力でインターセプトした姿が、現在の少年と重なる。
それもここに立つ少年には過去のこと……今、どれだけ力をつけたのか計りかねて妹紅は勝負の否決を内心問うた。

前次写

0ch BBS 2007-01-24