※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】


[388]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/02/11(土) 22:19:02 ID:???

慧音の判断 →  スペード7
スペード→ 慧音「(妹紅が下がってボールを要求している?)」


慧音「(よし、今のところ上手くいっていないがうちの司令塔は井沢だ。
    あいつからFWにパスを通してもらわないと、こちらの攻撃のリズム自体が狂ってしまうし……ん?)」

ふと慧音が見るフィールドにおいて、開始時点とは違う場所に動いてる者がいる。
他ならぬ長年の友人である妹紅だ。
グラウンダーでも空中でも放てるシュートのバリエーションがあるだけに……
ミスティアより下がって配置されていた妹紅が、底ではあるが中盤に入り込んで慧音を凝視してきている。

慧音「(妹紅の奴、勝手な判断をして……)」
妹紅「(悪いね慧音。 私の見立てじゃ、うちのMFの外来人よりあちらのMFのほうが総合的に格上だ。
    ボールが飛んでくるのを待っていちゃ、シュートチャンスも受けた勝負をする機会も来やしない。
    不戦敗はまっぴらごめんなんだ。 多少ゴールから遠くなってもね」
慧音「(井沢は……不満そうだが。 さっきせりあいで取られただけに、異議を立てることはしないか……)」

そこで慧音の腹は決まった。
どのみち、井沢を介さない攻撃を入れておくつもりであったたけに、妹紅のせりあいを活かすのも一つの手だ。

慧音「よしっ! それっ頼むぞ妹紅!」
妹紅「鳳凰の羽ばたきで塵芥になりたくなけりゃあんたらお逃げ!」
松山「! 来た!? 鍵山さんがいってるが……走りこめば俺も競り合いに参加できるぞ!!」



0ch BBS 2007-01-24