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【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】
[404]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2012/02/12(日) 22:46:11 ID:???
妹紅はジャンプする際に熱風を撒き散らして、競り合わずとも雛のジャンプを狂わせていた。
雛「あっ、熱っ……!?」
妹紅「火傷はしない出力だから安心おしよ! もらった―――!!」
松山「さ! せ! る! かぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
妹紅「!?」
想像と警戒を怠らなかった訳ではないが、重ねてきたイメージとかけ離れた荒々しく躍動する気配が猛進してくる!
妹紅と接近すればする程、熱波の影響を受ける筈が……
気合と根性か、中和する要因もあるのか一向に荒鷲のダイブの勢いは衰えず、しかも妹紅を瞠目せしめたのは。
妹紅「(たっ、高い!? 冗談!? ただの人間が二本の足だけ、踏み台もなしにあんな飛べるはずある!?)」
ドグウアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!
ボール越しに二羽の鳥が激しく体をぶつけ合わせる。
しかし充分な高さを得て、より速く確かに飛べた松山はボールを胸部の筋肉で受け止め、妹紅を跳ね返し圧倒する。
妹紅「ぐっ!? (距離の有利もあったのに完全に競り負けた!? まいったね……)」
このまま落下すれば頭をしたたかに打ち付けるが。
妹紅はあえて受身も取らぬままかわりに松山の姿と高さを目に焼き付ける。
そして競り勝った松山は、誰の目も集める高空で、誰も彼もの度肝まで抜きながら、更に次の行動に出ていた。
松山「(これは着地を待つ必要もない? ―――そうだ高空の世界ならこのまま蹴り出す選択もできるんだ!)」
地に足をつけぬ無重力の感覚にも既に慣れている松山は、胸でトラップしたボールを足元に落とし、そして――
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0ch BBS 2007-01-24