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【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】


[450]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/04/03(火) 00:36:48 ID:???

休み明けの変化アリ!? →  スペード3


松山はほんの少し期待していた。
アシスト成功と賞賛によって、ウインガーとして扱いに難のあるヒー君が軌道修正されることを。
直立姿勢で、心なしかさとりに決め顔を向けて彼はこう返事した。

ヒーバード「ッ! オホメノコトバハ ド リ ブ ル ! ゴールノアトニオネガイシヤスゼ!! ゴージャスリターン! ボール! ボールプリーズミー!!!」
松山「(落胆に散ったか。 うん、いやだがしかしこの辺で重ねて言い聞かせ)」

ドリブル一辺倒の、味方にとっては扱いに難、敵にとっては対処の易いサイドへの不安と焦りからの次声。
それは放たれる前に、松山の心に届いた『声』に打ち消された。

さとり『……しもし。 私の声、聴こえますか?』
松山『えっ!?』
さとり『あ、驚かせてすみません。 一度心の深層まで踏み入れた際、交感が高いままだったので……つい。
    キャプテンの指針に口挟んで申し訳ありませんが、ヒー君、もう暫く見守ってもらえませんか?』

咄嗟にベンチを見る。 さとりは傍目に眠るように目を閉じていて、また声が響いた。

さとり『ミラクルカップに向けての視野は承知してます。が、短期に多くを望ジジ達成ザザザあ、もう途切れ』

接続が途絶えたようで、静かになってから……。
地味に、テレパシーのようなものを体験した松山は、さとりの言葉に耳を傾け考える。

松山『……ふぅ、そうだな一理あるか……? ヒー君の独創的なプレーに変に影響出ても困るしな』

追求の言葉どうかけるかも、試合後の反省会までに決めておこうと付け加えた時、審判の閻魔が笛を鳴らす姿が見えた。



0ch BBS 2007-01-24