【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】

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[506]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2012/04/11(水) 22:30:49 ID:???

霊夢「フォローご苦労さま。つっても、がおがお妖精にボールを集めるのはどうかと思うけど」
松山「え？何でだ？こっちがリードしてる練習試合なんだし、不調な味方にリベンジさせたっていいだろ？」
霊夢「……ふ～ん、光はそういう考え方なのね。
　　　手間かける奴よりも、ほっといても勝手に強くなる奴から使ってくべきと思うけど」
萃香「霊夢が博麗連合でやってた頃は、強い選手がきたらすぐ入れ替えたりで激しかったしね～」

松山は資料で見た博麗連合のスタメンを思い出した。
確かに、他のチームに易々と加入しなさそうなレミリアや、西行寺幽々子といった豪華なメンバーが名を連ねて。
それだけ個性が強すぎて、一緒にプレーする姿も想像しにくい面子が揃ってたように思う。

松山「(有能だけど我が強い選手を入れまくって、それでなおチームとして機能させるリーダーシップか……)」

実力と天性のカリスマなくして、できはしないことだろう。
しかしその過程で、他の選手の成長は度外視されベンチで終わるか去る選手も多かったろうと松山は考える。

松山「…………お虎の、ドリブルの破壊力は霊夢さんだって練習で見てるだろ？
　　　次はきっとやってくれる。俺はそう信じる！だから霊夢さんもパスを出してやってくれ！」
霊夢「……はー。しかたないか。でも文が出場できる試合では、変な情に流されず公正に判断しなさいよね」

渋々といった感じに、霊夢が了承して……松山がさとりを見ると彼女はコクリと頷いた。

松山「(とりあえずチームとして一歩前進でいいのか？
　　　信頼を取り戻すのにものを言うのは自分の実力だ。頑張れよ、お虎……)」

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0ch BBS 2007-01-24