※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】
[538]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2012/04/15(日) 23:11:24 ID:???
松山「(そっか、そうだよ、な……。
フライハイトやカペロマンはいたけど、俺にとって一番苦労や嬉しい気持ち、共感ができるのは井沢かもな。
日本人で、サッカーをしていて、同世代で……普通の人間で。 そんな奴が異郷にいてくれてサッカーで競える。
うん、うん……なんか胸が熱くなってきたぞ)」
むしょうに、井沢が目の前にいてくれる事に感謝の気持ちが芽生えた松山は、自然健闘を誓おうと握手しようとし。
その手がぷらぷらと停止を余儀なくされる。握り返すべき長髪の少年は、妙ちくりんなポーズを決めていたからだ。
松山「……?」
伸ばした手を引っ込めて……水を差されたようで機嫌が悪くなるがそれより井沢のおかしさが松山の思考を埋める。
井沢は……掌を水平にして、左手で右手首を押さえて、念じてるかのように全身に異様な緊張を見せている。
井沢「フッフフフ……それにな? 俺達を相手にこの点差で安心するのはまだ早いぜ松山!」
松山「いや安心してるとか以前に……何やってんの?」
素で問うも、井沢は額に汗をかきつつ不敵な笑みは絶やさない。
井沢「人里にとある酒商店があってだな」
松山「は? 酒商店? いや説明は?」
井沢「酒商店のめっぽう強い店主の重力に反逆した頭髪を抜き取り! 濃すぎるデコっパゲエキスを抽出に成功し!
エキスとツチノコの体液や音を消す妖精が好む珈琲豆やその他謎素材を調合してなりきりべじいたを完成し!
それを飲んだ者にだけ、1700万ゼノを越えるブルーツ波を創りだすことができるんだ!!」
松山はこの間、井沢が何を喋っているのか全く理解できず、異星人と話してるように思考が白濁化する。
しかし井沢の言葉の真意は解らずとも、井沢の掌から生み出された発光体には目が点状態で釘付けになった。
井沢「弾けて―――混ざれッ!!!」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24