【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】

※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[552]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2012/04/18(水) 22:58:53 ID:???

守備から攻撃へ、クレバーからパワータイプになった慧音は猛牛じみた迫力で、中央二人まとめて抜きにかかる。
最初ぶつかったルーミアはあえなく抜かれたが……妖精Dが粘りつくディフェンスで時間を作った。

霊夢「はい、ご苦労様」
慧音「うっ！？」

その僅かな時間で、霊夢は最適の位置に回り込んでいた。
角を避けるように死角からのタックルは、押し出すように右のサイド、計ったようにヒーバードの足元へ転がる。

霊夢「せりあいの末ならしょうがないわよね……ん？」

ともあれ、頼りないと認識する虎子にボールを委ねる展開回避を上手く為した霊夢だったが……
しかし弾かれたボールへと、一番反応早く動いたのは、長髪なびかせ爽やかフェイスの井沢守だった。
想定していたかのように、MF⑧番と挟み込むようにしてヒーバードのドリブルを阻止しにかかる。

松山「(井沢の動きだしが速い！前半を見て、お虎よりヒー君の突破手強しと見て、あらかじめ備えていたな！
　　　井沢のプレーが普通だ！手から光を生み出すような人間離れを患ってんのに安心したじゃないか畜生めぇ)」
雛「(してやられたと、安心との半悔しい半笑いって器用な表情しますね)」

松山の表情を盗み見てすぐ、雛も以降の変化に備えて、サイドの攻防後に対応できるように動く。

井沢「(奇妙に翻弄するドリブル……んなもんなくても無駄の無い鋭さで対抗できるってことを見せてやる！)」
ヒーバード「……ﾆｬｰﾝｶ、ｼﾞﾐ! ﾙｯｸｽﾉﾜﾘﾆｼﾞﾐﾀﾞﾖｷﾐ! ﾓｯﾄｺｾｰﾄｽﾀｰｾｲｦﾐﾆﾂｹﾃｶﾗﾃﾞﾅｵｼﾀﾏｴﾖ!!!」
井沢「んだとぉ！？なんかよく知る奴に言われたみたいで腹が立つ！！」

前次写

0ch BBS 2007-01-24