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【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】
[658]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2012/04/30(月) 23:31:04 ID:???
物事を深く考えることが少ない妖精でも、このとき虎子には直で相対するぶん、人里DFC番の思惑が感じ取れた。
もしボールをもったのがヒーバードだったら、DFは飛び出さなかっただろうということがはっきり伝わってきた。
お虎「(違う、絶対私の実力はこんなものじゃないもん!
キラキラ光るボールで練習した時から、きっとどんな奴でも抜けるようになるって確信を得たもん!)」
だが、その思いと裏腹に、後方で見つめる松山は、虎子のドリブルが手荒なだけで力強さを伴わない事に気づいた。
松山「(まずい! 抜かなきゃって気持ちが強すぎて……! あのまま接触して悪ければ反則取られるぞ!)」
だが、その心配は杞憂で、虎子のドリブルは巧みに動いた人里DFCの抜け目ないタックルを潜る事はできなかった。
人里DFC「 計 算 通 り ! (←すごい悪人顔)」
妖精A「あ……」
虎子「あ……〜……」
霊夢「(思ったとおりの有様ね……。やっぱりパス送るのは失敗だったか。
光にも、甘いことばっか言ってないでキャプテンなら厳しい判断もくだしてもらわないとね)」
松山「……」
呆然と、信じられない表情でチェイスをかける事も忘れて立ち尽くす虎子。ベンチから見守る妖精Aも言葉がない。
しかし試合中で、励ませる状況ではなく、すかさずボールには戻ったルーミアが、井沢が確保に向かっていた。
テクニックも何もない、反応速度だけの原始の勝負に向かい、二人が駆ける。
ルーミア「大丈夫だよ虎子! 私がフォローして攻撃続行させるのか〜!」
井沢「(あ、あのサイドの羽生えた子の有様は人事じゃない! このまま仕事一つもできないまま終われるか!)」
虎子「(……ダメじゃん。私って……が、がぉ、ぅ……)」
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0ch BBS 2007-01-24