【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】

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[66]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2012/01/07(土) 23:35:15 ID:???

Ｃ　3-5-2

知識と歴史と鋼鉄チームと反対側のベンチでミーティング中、松山はこの試合で使うシステムを発表した。

松山「今日の試合は3-5-2で戦う。
ミラクルカップまで視野に入れて俺の考えを言っておくが、中盤の支配を最大重視して戦っていくつもりだ。
　　　特に――中盤のこぼれ玉を、相手より先に確保する戦い方に慣れていかないとならない」

松山が、地底で試合した中で知ったGK萃香の特性。
見方によっては、確実にピンチを脱することない安定感の欠如とも取れるそれを武器に変えないとならない。
ふと萃香の反応が気になり見ると、萃香は知識と歴史と鋼鉄チームのベンチの一点を凝視していた。
すぐスタメン発表が続くので、注意を戻そうと声をかける前に、お久しぶりの賢者亀ギードが挙手をした。

ギード「少しいいかの？ FWをツートップでいく場合、正式な登録FWで居るのはそこの金髪のお嬢ちゃんのみ。
　　　　ここにいる中から誰かをFWに据えないといかんが？」
松山「ああ、そうだな。(そろそろ決めないといけない……。
　　　 FWがルーミアちゃんと射命丸さんだけで戦っていくのでは、攻め手も限定され止められやすくなる。
　　　この試合で、うまいこと、もうひとつオプションを増やさないと……)」

そこはちゃんと考えてるとギードに請け負って、その頃には萃香も(意気込み増した様子で)戻っていた。

松山「次はいよいよスタメン発表だが……と今度はさとりさんか」
さとり「すみません。実はうちのペット達なんですが、ヒー君とギード以外揃って不調で……」
松山「マッキーやギズモ達が？またどうして！？」
こいし「えっとねライ君は、お姉ちゃんが四方八方探して見つけた分解の壷の中にいてね。
　　　　マッキーは、良質の金属がなくて力が出なくて療養してて。ギズ君も雲だから次第に薄くなってるの」
さとり「進化が急激過ぎたんです。彼らをまともに試合に出すには、何らかの補助が必要ですね」

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0ch BBS 2007-01-24