【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】

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[712]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2012/05/04(金) 23:08:51 ID:???

Ｂ「慧音さんは……頭突き激しいし、強力なヘッダーなんだな？」

松山「……確かに慧音さんは半獣人かもしれないけど、上手く言えないけど。
　　　需要って、とてもとても大切で、無闇に侵してはならないものなんだと思うんよ」
ギード「何を言っておるんじゃ？それで気付いたことはあったか？」

松山は、脳裏に浮かんだ賢亀と歴史の半獣の仲睦まじいヒストリーを黒板消しで消すと、暫し考えて答えた。

松山「慧音さんは頭突きに自信があるようだからな……PA内のダイビングヘッド技を有してるんじゃないか？」
ギード「ふむ、それもありそうじゃな」

松山の答えに関心したように萎れた眼を細めると、ギードは自分の考えも洩らした。

ギード「ミドルシュートはもってないのは確実じゃろう。
　　　　中盤を抜けるのに手間取ってる以上、威嚇の意味でも大砲があるならとっくに使う筈じゃ。
　　　　変身してまで温存するとも思えんし、GKと至近で真価を発揮するFWなんは間違いないじゃろ」
松山「中盤を破らせずゴールまで近づけなければ、慧音さんの攻撃力はないも同然か。
　　　それならこの試合も。ミラクルカップでぶつかっても。中盤重視を変える必要はないな」

お虎がスランプに陥り、いまだ窺い知れぬプレッシャーを感じはするもの……。
井沢を完璧に抑え、妹紅の得意な片方の空中戦も制し、慧音の能力も掴めた事は大きいと言えた。

松山「(さてまだ試合中なんだ……気を引き締めなおそう。鍵山さんはどう展開するんだ？)」
雛「(鳥さんは……警戒されてますね。ワンツーしようにも、MF間の距離が……でしたら……)」

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0ch BBS 2007-01-24