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1- レス

【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】


[813]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/18(金) 23:54:31 ID:???

虎子→  クラブ7 【ドリブル】 54 + (スランプ- 3 ) +( 1 + 4 )= 56
人里MFF→  ダイヤ3  【タックル】 50 +( 6 + 4 )= 60
≦−2→ 人里DFF「これが――――結果だべ」


サイドを主戦場とする選手にはやはり、抜きん出たドリブルと突破力が求められる。
しかし他にも、ライン際を走り続けるスタミナ、精密なクロス……安定感と、ここ一番での勝負強さも必要だ。
その点で言って、誰の目にも明らかな結論として、お虎はこの人里MFF番に劣っていた―――

虎子「抜かなきゃ、絶対抜かなきゃ駄目……! 宵闇の、私の、このチームの、キャプテンの、信頼の」
人里MFF「駄目だ、全くもって駄目だべ。 妖精ちゃんあんた突っ込むばかりで実は一歩も進んじゃないだよ」
虎子「え、あああっ!!!?」

虎子のドリブルは動作ばかり大きくなって、かつての猛虎じみた、相手を足元まで寄せ付けない威圧がなかった。
人里MFF番からすれば、拍子抜けする勝負でしかなく、ここにトラウムと人里チームのサイドの決着はついた。

霊夢「取られたのはもういいわ! 早く戻って奪い返しなさい!」
虎子「……」
霊夢「……。 そう。 折れたままでいいわけ? なら一生埋もれてろ」

霊夢はそれ以上、棒立ちのお虎を一顧だにせず反転し守備に戻っていく。
ボールはMFF番から井沢に戻され、少しずつトラウム陣内へ戻されていた。

井沢「(うはあ……確かにボロクソ失敗ばかりだったが、チームメイトに容赦がないな、あの巫女さん……)」
ギード「(きついの……じゃが……厳しさの内の優しさと言えるのかもしれん。
     それほどトラウムの中盤は人材揃いじゃ。早期から他の活路を見出す転機になるかもしれんし。
     しかしながら、サイドの人材が一人折れたとなると、これはいよいよ……)」

それぞれが動く中、一部始終を見届けた松山はぎしりぎしりと歯噛みをした。



0ch BBS 2007-01-24