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【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】
[842]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2012/05/23(水) 00:16:20 ID:???
井沢「……松山、あいつめ」
敵側の事ながら、井沢は笑みを隠しきれず、悟られぬように視線を足元に落としてドリブルする。
井沢「(実力においてはるかに勝るキャプテンとして強権で築くんじゃなく、あくまで信頼で固める……か。
異郷で敵同士で試合やってるっていうのに……そこまで変わらないところ見ると嬉しくなるじゃねえかよ)」
トラウム・アドラーズのベンチでも、反応は様々でも。
シャンハイは、とても嬉しそうに、誇らしげに松山の言葉を受け止めた。
シャンハイ「(大切なのは相手を思いやっての行動……今ちゃんと光様の言葉が理解できました)」
主人の示した行動と言葉を手本に、従者として恥ずかしくない結果を手繰り寄せようと誓うシャンハイ。
またもう一人、至近で松山の選択を見届けて、ある理解に至った者もいた。
萃香「(ふ、ん……しゃくだけど。 紫が言ってたことが理解できたなぁ……
光と霊夢……自分から仲間を集めて、雪の降り積もった地面の下で信頼を根付かせていく松山光。
自分が動けばよそから仲間が寄ってきて、気がつけば自然体のまま集まりの中心にいる博麗霊夢。
一緒に試合に出てはじめて解る、対照的すぎる二人だ。
あの二人が同じ一つのチームにいる事、吉と出るのか凶と転ぶのかな……)」
八雲紫が言った、埋めがたい両者の溝。
もしそれが大きく顕在化した時、自分は何をしたくて、何を為すべきか、萃香は漠然と意識しはじめる。
当事者の少年の背中を無意識に見ると、今は一足先に試合中の一選手に戻っていて、盛んに状況確認をしていた。
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0ch BBS 2007-01-24