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【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】


[896]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/05/29(火) 22:31:41 ID:???

井沢「得点力のある奴をそうそうゴールまで近づけさせるか! くらえ!!」

井沢と妹紅が、挟みこむようにスライディングタックルにいくが、不意に井沢は馴染みの感覚に見舞われた。

井沢「(……なんだ? あの10番の巫女から感じる、近づくほど遠さを意識させられるこの感覚は……!?)」

瞬間、相対する霊夢の足元からボールが消えた。
ふわりと、優雅な軌道で井沢と妹紅の頭を越すボール。
それに気づけなかったのは、直前入れた霊夢の身さばきとフェイントの鮮やかさに目を奪われたからと気付く。

井沢「(な、ぁ……嘘だ!? 敵まで目を引きつける存在感を放つなんて、アイツとアルゼンチンの奴にしか!)」
妹紅「くっ、衰えたって噂でも、まだ私でも捕まえられないレベルだっていうの!」
虎子「(あんな華麗な突破……私には、できない。
    は、あーぁ……なんで私、自分がドリブル得意なんて錯覚しちゃったんだろう)」

様々な感情を抱かせるも本人は、通常ダッシュと変わらぬボールさばきを見せてひらすら前へ走る。

松山「(もう誰も追いつけないな。
   相変わらずリトリート戦術の人里……ここから俺が何指示してもたいして変わらないな)」

最後のシュートチャンスは恐らく生まれるだろう。 霊夢のパスをカットできる技量のDFは今の人里にはいない。

松山「(最後のシュート……誰が撃つことになる!?)」



0ch BBS 2007-01-24