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【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】
[940]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2012/06/03(日) 18:36:43 ID:???
願ってもない話だった。 タックルとせりあいに強く、萃香の守るゴールを割った妹紅。
彼女と練習すれば、トラウム所属の選手でも得るものが多いだろう。
松山「ぜ、是非っ! その話、是非受けさせてくれ! 誰を練習させるかまだ決められないが……とにかく頼む!」
妹紅「あ、あぁ、そうね。 (あんまし食いつかれて期待をされても困るんだけど……)
それじゃあ、練習相手が決まったら、8月8日の昼に竹林の入り口に寄越して。 8月8日の昼だよ?」
松山「解った。 ん、これは……いやこいつは……?」
松山の指先に、仄かに熱を帯びたリボンが、全体をこすりつけるようにして漂っていた。
妹紅「カードと一緒に、そいつも持っていって。
多少千切れたりしたって自己修復するし、多少の護身具にはなるよ」
松山「あ、それはどうも……いたれりつくせりありがとう。(つっても俺がリボン貰っても……なぁ)」
光ちゃん『あ、じゃあもらっていーい?』
松山「!?(ババッ)」
男・松山光という存在を揺るがす幻聴が聴こえた気がして、激しく首を振って見回すがどこもおかしくはない。
妹紅「どうしたの?」
松山「なんでもないアル! そ、それじゃ俺も戻らないと。
……今日は良い試合ができた。 ミラクルカップで戦うことがあれば、またよろしくな」
妹紅「ああ、こちらこそ。 そん時は今日の試合みたくいかないからね」
ちろりと、戦意と、その奥にある確信を見せて背中を向け去る妹紅。 松山は僅かに人里への警戒心を高めた。
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0ch BBS 2007-01-24