【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】

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[977]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2012/06/08(金) 23:06:52 ID:???

Ｃ　萃香頼みで、易々フリーで撃たせる、守備力だ！

松山は、トラウム・アドラーズキャプテンとして戦い、見えた課題の中で一際憂慮するものを語った。

松山「この試合で……他でもない俺がポジションを努めたディフェンスの甘さが一番の問題だ」
ギード「(おぉ……) その根拠はなんじゃな？」
松山「一つ目は、GKへの依存度が高いこと。
　　　はっきりと断言はできないがトラウム・アドラーズは、正GKの萃香さんに、控えのさとりさん。
　　　二人も抱えていて、幻想郷中においてもGK面では抜きん出てると思う。だけど……」
ギード「それだけに安心してては、今日やられたゴールを、より致命的な局面で喰らう危険性がある訳じゃな？」
さとり「どんなに鉄壁を謳うGKがいても、幻想郷には強力なゴールゲッターが数多くいますからね……。
　　　　私の天敵、勇儀さんや、GKだというのに破格の決定力を誇るスキマ妖怪もいる……」

松山の発言を聞いて、ギードは今日の試合で受けた痛手から、さとりは過去の苦い思いから同調する。

松山「(ああ……なんか会話が真面目だ) やはりシュートは撃たせないに越したことはないんだ。
　　　ゴールの可能性が生まれる元は事前に断ち切るのが一番だ。
　　　そこで二つ目、ぶっちゃけるが……GKに比べてトラウム・アドラーズのDFは……貧弱だっ！！！！！」

劇画調で強く語った松山は、ハッとして周囲を窺った。
幸いにも、今の発言をあまり耳にしてほしくない該当者達は食事に没頭していた。

ギード「心の中だけで思うでいいんじゃないかのー。わしは予想がつくし、さとり様には伝わる」

その中にはギードも含まれているのだが、本亀は我が事ながらその点に異論はない様子だった。

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0ch BBS 2007-01-24