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【厄は憑いても】キャプテン松山29【嘘つくな】


[98]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/01/12(木) 20:10:44 ID:???

松山「以上だ。 何か質問はあるか?」
雛「え、ええ……。 サイドを薄くしたのは解りましたが、それでも右サイドが脆弱にすぎませんか?」

守備力は期待できないルーミアとヒーバード、ギードも知性はあれどそう頼もしいディフェンス力は持っていない。
松山とこいしがガッチリ固める左と違い、雛がどれだけ侵入を阻めるかによって変わってくる布陣と言えた。

松山「(言われてみれば右を薄くしすぎたか? 俺が守備する範囲を広げて動けば問題はないよな、きっと)」

雛の懸念を、もし修正が必要なようなら対応すると答えて、松山はキャプテンとして声を発した。

松山「よし、スタメンもベンチメンバーも聞いてくれ。
    射命丸さんやマッキー達、試合に出られない選手がいるのが残念だが……。
    ミラクルカップの全試合だって、いつもフルメンバーで戦える保障はない!
    そこも含めた前哨戦―――景気良く勝っていこう! いこうぜみんな!!!」

トラウム・アドラーズメンバー「おー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

松山「(人里のチーム……慧音さんはどんな秘策を用意しているのか……。
    あちらのメンバー表を見る限り、井沢の他に外来人らしき名前もない。 温存してる戦力はなさそうだ。
    こっちは丁度、射命丸さんが留守してる……その気はなかったが、後で有利に作用するかもしれない。
    もうひとつ幸いなことに、スタジアムを使ってないからよその偵察の目にさらされる事もまず無い事)」

戦いは既に始まっている。
トラウム・アドラーズがどこまで戦えるか含めて、松山はキャプテンとして、今日の試合で情報を得る必要がある。
考えつつピッチに足を踏み入れる、途端、松山の双肩に圧し掛かったプレッシャーは意外な程強かった。

松山「(そうだったな……これが俺達の初陣。 俺のこれまでの成果を見せる時)」

たちまちのうち、顔つきは猛りを帯びて、闘志が激しく燃え滾る。

松山「(勝つ……必ずっっ!!! 北海の荒鷲と呼ばれた松山光……いざ参るッ!!!!!)」



0ch BBS 2007-01-24