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1- レス

【絶賛】キャプテン霧雨85【雌伏中】


[973]森崎名無しさん:2012/02/16(木) 00:30:01 ID:???
(予告編)ヘル・カラス電力による無限太陽光発電の実用化から200年の時が過ぎたネオゲンソーキョー。かつての自然を失い、
大量発生したバイオ・ウンザンが本物の太陽を覆い隠し、重酸性雨降り注ぐ近未来都市と化したこの地を支配する闇の存在がいた…それはニンジャ!


ありふれたサラリマンの一般家庭に育った少年カネキド・ケンジは、ニンジャによる企業テロルに巻き込まれ家族を失い自身も瀕死の重傷を負う。
しかし瀕死の彼にスキマ・ニンジャソウルという悪魔が手を差し延べた!

省13

[974]森崎名無しさん:2012/02/17(金) 20:45:18 ID:???
ヒュードンドンパフパフ

[975]森崎名無しさん:2012/02/19(日) 13:05:43 ID:???
(警告)
親愛なる読者の皆様へ
ここより先は全て本編とは何の関係もないパラレルワールドとなっております。また、マッポー的ヤバイコワイ描写がついカッとなって
はみ出ることがあるので、そういった描写がお嫌いな方はスルーを推奨します。
なお、タイピング担当のサボタージュに対するケジメを敢行した結果、更なるタイピングの遅延を招いたことを深くオワビします



[976]森崎名無しさん:2012/02/19(日) 13:08:15 ID:???
(これまでのあらすじ)
テロルを起こしたネオゲンソーキョーを牛耳る悪魔的ニンジャ結社シンレービョーを打ち倒し、家族の復讐を果たすためニンジャスレイヤーKの戦いは続いた。
時にかつてのカマメシ・シンクロンした友人、ドS・ニンジャソウルを宿し闇に堕とされたビミ=サンを打ち倒し、


時にリア充ネタミの犠牲となった友人、シキガミ・ニンジャソウルを宿してハッピーな生活を送っていたフジ=サンをスキマ・ニンジャソウルの暴走のせいで
爆発四散させてしまい哀しみに包まれながらも 省7

[977]森崎名無しさん:2012/02/19(日) 13:11:42 ID:???
一気に決着を付けるべく闇夜を駆けるニンジャスレイヤーK!
だが、アジトにはシンレイビョー最強のニンジャ四天王、シンレイフォォー!が待ち受けるは必至!

だが、そんなものはコトワザに言うところの『ビッグ&スモールは意外と効率が悪い』に過ぎない。狙うはただ一つ
シンレイビョーの首魁であり、カネキドの両親の命を奪った男『セウトク・タニシ』の首!




[978]森崎名無しさん:2012/02/19(日) 13:14:10 ID:???
(以下本編)
ネオゲンソーキョー新市街にそびえ立つホウリュウバビロン。新市街最大級のビルであると同時に、新進気鋭の金融系コーポ『ガコウジ・ファンド』の
本社ビルでもある。このビルは20階を1F単位のブロックとし、それを五つ重ねて100階建てのビルと成す特異な構造をしている。


これはかつて平安時代後期に訪れた冒涜的暗黒時代『バサラファイナルアベニュー』で活躍した伝説的ダイミョー、マツギリ・ワンデーによって
放火され焼失した伝説の建造物ファイブスタックを模した構造である。

省8

[979]森崎名無しさん:2012/02/19(日) 13:17:18 ID:???
「あーあ、ついてないなあ。こんな日に限って雨が降るだなんて。ね?タナケ=サン」「仕方ないですよマツマエ=サン。幸いカキノタネは食べ放題ですから
ゆっくり雨が止むのを待ちましょうよ」大人しそうな方の女性タナケ=サンの消極的な意見に、活発そうなボーイッシュな方の女性マツマエ=サンが


悪戯っぽい笑みを浮かべる。「やめといた方がいいよ。そのカキノタネって食べたか記録されてて、最終的にサラリーから引かれるんだってさ」 省15

[980]森崎名無しさん:2012/02/19(日) 13:19:06 ID:???
この会社に属する人間は定期的に手当どころか記録にすら残らない長時間の残業行為を強制されるのだが、
今日の彼女らはついていないことその残業行為中に上司の犯した
ミスのフォローを押し付けられて、二人っきりでさらなる残業行為を行っていたのである。


そしてその内にバイオ・ウンザンから降り注ぐ重金属酸性雨がもっとも強くなり、濃硫酸すら伴う死の時間帯、通称『オヤジ・スウェット』を迎えてしまい
仕事を終えてもホウリュウバビロン一階の社員用休憩室に足止めを喰らっていたのである。

省14

[981]森崎名無しさん:2012/02/19(日) 13:21:17 ID:???
また、通勤時には目撃されないようにビル地下の下水道を通らなくてはいけないのだが、重金属酸性雨が降り注いだ後の地下は
大変キケン!サンズ・リバーの直前にあると言われるヨモツ・ブロードウェイのごとし!


会社に泊まり込みなど当然許可されず
今からでは家に着くのは深夜はおろか明け方であろう……そしてまた出勤だ。それも無事に帰れればの話である。


こんな時、マツマエ=サンはいつも故郷のフラノ・タウンを思い出す 省24

[982]森崎名無しさん:2012/02/19(日) 13:25:51 ID:???
過去を振り返っていたマツマエ=サンだが、ふと隣を見るとタナケ=サンが自分以上に青ざめた顔をしているのに気づく
マツマエ=サンはこの都会育ちとは思えないほど純朴な後輩を気に入っていたが、たとえ相手が違っていても同じように気遣っていただろう


「大丈夫だよ、タナケ=サン。今までだってこんなことチャメシ・インシデントだったじゃないか。今日も何も起こらず、家に帰れるって」
気休めでしかないが、マツマエ=サンの気遣いは確かにタナケ=サンに届いた。タナケ=サンの表情が緩む。だが次の瞬間!

省12

[983]森崎名無しさん:2012/02/19(日) 13:28:12 ID:???
「シャッコラー!」「ナンコラー!」彼等の口から飛び出る恐るべきヤクザスラングは、一般人の遺伝子に恐怖記憶として刻まれている!
「「アイエエエエエ!!」」二人はなすすべもなく中央エントランスホールへと引きずり出されてしまった!


二人を待っていたのはキモノを着たオカッパヘアーの小さな少女だった。しかし、彼女の身に纏う雰囲気、特に頭を飾るバイオ・ウツボカズラが
彼女がカタギではないことを示している!そう、彼女はシンレイビョーと協力関係にあるエンマヤクザ・クランのヤンク・ヘッド、ヒエダ・AQNだ!
省32


0ch BBS 2007-01-24