※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【カノーバ】黄金のジノ9【華麗なる逆転?】


[189]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/02/01(水) 11:52:40 ID:???
★マリーの話題 ハート5 ★
ハート…シュナイダー

マリー「………お兄ちゃんが、ごめんなさい……」
マリーは、罰が悪そうにジノを見た。
自分がらみ以外は、優しく頼れる自慢の兄だが……何故自分が絡むと、ああも豹変するのか……。
マリーだって年頃であり、マリーも興味本意でイチャパラくらいは読んだ事があるし、女性ファッション誌などは、まだ過激だ。
シュナイダーが考える程にマリーは、子どもでない。
シュナイダーの庇護のお蔭で、マリーは同世代の娘と変わらない、いや、それより恵まれた環境にいたのだ。
兄への反発から、道を踏み外す選択肢もあったが、シュナイダーへの感謝と、家庭環境的にそれをやる理由もなかったので、良い子でいる。
思春期から青年期にかけては、少しのきっかけで、天使が悪魔にもなる。
……シュナイダーは、サッカーという発散の手段があったが、マリーにはない。
家族、プル姉妹との関わりで、マリーは現在のマリーであるのであり、シュナイダーの過干渉は、マリーにとって重荷にもなりかねない。
マリーは、ただの16歳の少女に過ぎず、シュナイダーのように、幼年から期待されて抑圧され過ぎた存在ではないのだ。
シュナイダーにしても、周りが早くに老成を期待し過ぎ、自分が与えられなかった環境を、マリーに与えようと躍起になっている。
妹に幸せになってほしい一念だが……結果として、シュナイダーの自己満足に過ぎなくなっている。
シュナイダーから与えられる愛情と、マリーの行き場のない愛情。
マリーが、保育士を目指す理由はそれである。



0ch BBS 2007-01-24