【カノーバ】黄金のジノ9【華麗なる逆転?】

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[640]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2012/03/16(金) 18:57:11 ID:???
>>巫女様さん
守伊「ぼ、僕にもついに春が……………！」

攻撃陣は、ルッソがボールを持っていた。
ルッソ「(右だと、あの７３分けがいるから、左を攻める！)」
なんだかんだと、バルスの実力はメッシーナの中では頭ひとつ抜けている。
リベリオのクラスとはいかないが、現時点でルッソ、カミーユよりも上だろう。
カミーユ、モンツァ、エンツォ、カマーチョが、ルッソに合わせて連動する。
パスを受ける為の動き………いわゆる、デコイランだ。
３―４―３は、非常に戦略的な動きを要求される。機能しない３トップは、それこそ邪魔なだけだ。
長沼、エンツォは、ラインブレイクに長けるが、そんなにドリブルは上手くはない。
カマーチョと連動するか、自ら切り込まなければ、ウィンガーとしては役に立たない。
しかし、さっきの状況のように、カマーチョよりも前目にいたら、相手にとって恐ろしい２トップになる。
フランツ「……………まだ練る必要はありますが…………オプションとして、このフォーメーションもアリですね。」
フランツは、ノートに○をつけた。今や使い古された、ＷＭシステムだが…。
かつてナオミが見せてくれた、彼女の祖国・ハンガリーの伝説…『マジック・マジャール』。
両ＣＦの動きと、両ウィンガーの動きは、フランツをして、唸るべきものだった。
モデナでは、エゴと無縁の３人だからこそ、こうした動きが出来るのだ。
モデナも、メッシーナも、チャンスを待った。

前次写

0ch BBS 2007-01-24