【カノーバ】黄金のジノ9【華麗なる逆転?】

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[989]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2012/03/23(金) 00:59:04 ID:???
>>988
私はバナナフィッシュの作者さんの作品ですが、『カリフォルニア物語』とか好きですよ？

★本の内容クラブA ★
クラブ…もうダメだこいつ。

虹野「………………………………………」
※一部抜粋
伊集院「庶民。聞こえんな。何をしてほしいというのだ？」
高見「(がんばりセービング！)」
伊集院「(がんばりセービング！)」
伊集院は、ニヤニヤ笑うと高見に近付く。……手には、ゴム手袋だ。
伊集院「まさか僕が、そんな下濺な(がんばりセービング！)」
※不適切な箇所には、がんばりセービングをしております。

虹野「……………もうダメだ…………おしまいだぁ！」
虹野は、本を閉じると叫んだ。もうダメだ。あの二人を見ると、そんな目でしか見れなくなる。

………それから………
伊集院「直人。すまんがジャージを借りれるか？僕とした事が、誤って水をかぶってしまってな。」
高見「あぁ。部活ジャージだからな。後で返せよ？」
伊集院「失礼な男だ。新品にして返してやる。」
高見「何のいやがらせだ。使い込んだジャージが動きやすいだろうが。」
笑いあう二人。微笑ましい光景だが………
虹野「……………………」
虹野には………伊集院が故意的に、直人のジャージを手に入れる算段を組んだとしか思えなかった。
事実は、伊集院にとって完全に不測の事態であり、一番信頼出来る『恋人』を頼っただけだが……

あらゆる意味で腐りきった虹野。もはや、まともな目で男性の友人関係を見るのは不可能であった。
………程なく、詩織が高見への復讐の為もあり、サッカー部のマネージャーとなるのだが………
すっかり骨抜きになった虹野は、引退まででしゃばらずに過ごしたという……。

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0ch BBS 2007-01-24