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【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】
[322]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/01/26(木) 20:24:28 ID:???
井沢「大した実力もないくせに偉そうにしやがって。全日本ユースから点を取った
シュナイダーやリネカーならまだわかるが森崎に尻でシュートを止められたくせに」
滝「なんにも考えずに俺に集めろったってなぁ。ボールを運ぶ方の身にもなってみろっての」
岩見「独りよがりにもほどがあるんだよな。髪型がかぶってるのも気に食わん」
中里「どうやらあの者はこの南葛の空気には合わないようでござる」
来生「よっしゃ、こうなったら断固抗議だ!もう二度とでかい口叩けないようにシメてやろうぜ」
物騒な空気が漂い始めてくる。誰もが自分たちのミスを棚にあげてナポレオンを非難し始めたのだ。
そして、タイミングが悪いことに試合が終わったと早苗に呼ばれたナポレオンが彼らの会話を聞いてしまう。
ナポレオン「…………」
早苗「あ…あの、ナポレオンくん、これは……」
ナポレオン「よーくわかったよ。俺は……どうやらこのチームの厄介者のようだな。
明日の試合も出られないみたいだからちょうどいい。今この場で契約は切らせてもらうぜ」
ダッ!
早苗「ま、待ってよ!ちょっと…!待ちなさい!!」
ナポレオンは早苗の静止を振りきってスタジアムの外へと走り抜けていく。彼の頬には一筋の涙が光っていた。
責任を感じないわけがないのだ。プロのサッカーというものに大きな使命感を抱いている彼が。
だが、もう自分はこのチームから必要とはされていない。あの様子では二度と自分の意見を聞き入れることはないだろう。
もはや森崎への復讐も果たせず、敗戦の責任を抱えて逃げ出すことしか出来なかったのだ。
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0ch BBS 2007-01-24