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1- レス

【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】


[419]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 20:14:19 ID:???
中里「なるほど。からくりが判明したでござるな」

森崎「ああ。奴は凄腕のドリブラーってだけじゃなく…凄腕の『マリーシア』でもある。
   早田のタックルの軌道を見切り、派手に吹き飛ばされることで簡単に反則をもらいやがった」

中里「あの時感じた悪寒はこのことでござったのだな。納得でござる。
   ルーク殿といったか。早田殿と雰囲気が似たあの若者、気をつけたほうがいいでござるな」

森崎「下手をしたらカードの累積で退場って展開もあるかもな。……くそっ、厄介な選手を見つけてきやがって!」

守備に優れるルークは、アリティア選抜の大事な戦力の一人。
カインが怪我で能力が落ちている現状、彼の力の存在は大きい。
だが、今のように反則を貰われてしまい退場に追い込まれてしまえば、
一気にピンチに追い込まれてしまう可能性が高い。

森崎「(明日の試合、ルークの扱いに困るな。本人は今日の貸しを返すためにと頑張ってくれそうなんだが…)」

直接フリーキックを得たタイガース。絶好のシュートチャンスを任されたのはミハエルである。

ミハエル「(バンビーノ。一度砕け、消えかけたその宝石の輝きは違う色を伴い再び輝き出す…)」

バンビーノの高度なマリーシアテクニック。それは過去に激しいタックルをもらい、
再起不能に陥るほどの重症を負った経験から生まれたものだった。
もう二度とあのような怪我を負わないように。自ら吹き飛ばされることで衝撃を和らげる技術を身に付けたのである。
そして、その副産物として相手の反則を誘い込むという技術も手に入れていたのだ。

ミハエル「(しかしワタシは不純物の混ざった宝石を宝石とは認めたくありませーん。
     純粋なる美……どんな相手も飲み込むほどの真っ直ぐな美しさこそ、思考の美しさなのデース)」

ミハエルは高く足を振り上げる。バレエの選手のような体の柔らかさに、観客たちは思わず息を呑む。


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0ch BBS 2007-01-24