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【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】


[421]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/01/30(月) 20:17:26 ID:???
強豪チーム相手に手も足も出ない現状に嫌気がさしたことでのため息。
だが、この何気ないため息がこのあとの試合を大きく動かすことになる。
陽子に並々ならぬ熱意を上げている石崎という男。
この陽子のため息を『絶好の賞賛』のサインだと勘違いしてしまったのである。

石崎「(が、ガビーン。そ、そんなァ…よ、陽子ひゃ〜ん……)」

気のせいか、陽子の顔が仄かに赤く染まっているように見える。
もちろんそれは石崎の盛大な勘違いなのだが、
陽子への愛に生きる石崎にとって激情に走らせるには十分すぎるキッカケだった。

石崎「ぐっ…ぐぐぅ……あ、あんにゃろ〜調子に乗りやがって〜!!」

ガシッ!

土屋「い、石崎君!?」

石崎はネットに巻かれるボールを拾うと、自らセンターサークルへと走りキックオフを行う。

小豆沢「どうしたんだ石崎、2点差は確かに厳しいところだが君が上がってくる状況じゃ…」

石崎「な〜にが ローズバスターだ!そのぐらい俺にも出来るぜ!
   見ててください陽子さん!男石崎、あなたのくらんだ目を今覚まします!」

沢田「う、嘘ォ!あの石崎がキックオフシュート!?」

反町「無茶な。いくらキック力があっても、まともなコントロールがつけられるものか」

石崎「(えーっと、確かあのオカマ野郎はこんな態勢で……こんな風に蹴り込んだはず!)」


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