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1- レス

【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】


[468]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/03(金) 00:00:46 ID:???
森崎「(早田のやつ、最後のシュートを外したのを相当悔しがっていたな。
   昨日はあんなに自慢気に新技のことを話してくれたってのに。
   ……しかし、東邦タイガースか。下馬評では日本一の戦力チームと言われているだけあるぜ)」

中里「(あのコルドバという選手、熟練の技の冴えを見せていた。
   長年の経験と、守備の基礎に基づいた鉄壁のブロック。今の拙者に必要なのは正にあれだ。
   これまで忍びの力で曲がりなりにもごまかしてきた拙者の真のサッカーの技術と
   しっかりと向き合う必要がありそうだ。その為には……)」


大会も2日目が終わり、一般兵がスタジアムの整備に明け暮れる頃、
暗殺組織の一員であるクライネは仲間のローローを伴い、肩をいからせながら建物の地下道を歩いていた。
同じく組織員の一人であるアイネに明日の作戦の打ち合わせと定期報告を行うためである。

ローロー「クライネ、さっきから機嫌が悪い。いったいどうした」

クライネ「……どうしたもこうしたもないわよ。アイツ、アタシの弓から逃げきるだなんて……」

思い出したくもない忌々しい記憶である。エストを誘拐し、アベルの出場を妨げるという
妨害の工作を放棄したイスラスの粛清のためにわざわざこんなかび臭いところまで追いかけてきたというのに。

ローロー「ああ。あの『裏切り者』か。で、どうする?まだまだまだまだ追いかけるのか?」

クライネ「フンッ、いいわ別にあんな奴。仮面の加護がなければ生きられない体の男に何ができるっての。
     それよりも、早いところアイネと合流して……あっ〜!イラつく!ホコリっぽいたらありゃしない!」

ぐちぐちと不満を言いながら遠ざかる影を、排水口の奥で息をひそめるイスラスは見送っていた。

イスラス「(……さて、あとはアイツらだな。世話になった分、ケジメだけはつけておきたいところだ)」


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0ch BBS 2007-01-24