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1- レス

【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】


[470]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/03(金) 00:03:14 ID:???
イスラス「逃げに逃げ続けてきたアンタにはお似合いだって言ってんだよ。
     くだらねぇ。抗う勇気も無しに、分かったようなことほざくな」

ストラット「テメェ…!表出ろ!前々からそのすかした態度が気に食わなかったんだ!」

昔のトラウマを無法に傷つけられたストラットの怒りに火がつく。一触即発の雰囲気にバビントンは取り乱す。

バビントン「ちょっと止めてよ二人とも!喧嘩なんて見たくないよ!
      中山、キミからもなにか言ってよ。二人を止めなくちゃ」

狼狽え続けるバビントンの言葉など耳に入っていないように、中山は虚ろな目でいがみ合う二人の姿を眺めていた。

中山「(……俺は辛い現実から目を逸らし、逃げることを望んでいた。
   森崎を破滅のツボで傷付け、アイツの夢を壊してしまったことから
   逃げ出したい一心で。それでこの世界に誘い込まれた。そう思っていた。
   だけどアイツは、森崎はそんな俺を許してくれた。気にするな、また一緒にサッカーしようなと)」

その森崎が自分を信頼し、頼み込んでくれたのだ。自分の偽者を倒し、失った力を取り戻してきてくれと。
だがその願いは他人を貶め、不幸にすることで幸せを手に入れる後味の悪いものばかりだった。
元より気が優しく、気のよい友人たちに囲まれてきた中山の良心が痛まないはずはない。

中山「(だけど俺は…森崎を助けてあげたい。アイツの苦しみを少しでも取り除いてあげたい。
   そのためだったら自分の手が汚れても構わない。だけど……他の皆は……)」

ガッシャーン!ドンガラガラ!バゴォッ!!

気がつけば取っ組み合いが始まっていた。体格にまさるストラットが優勢に見えるが、
イスラスは華麗なフットワークでうまく攻撃を避け、捌いている。

ストラット「テメェに……俺の気持ちが分かってたまるか!この冷血漢め!」


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0ch BBS 2007-01-24