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1- レス

【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】


[492]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 20:25:31 ID:???
早田「…おう。悪いな、なんか」

森崎「だから気にすんなっての。そのかわり俺が困ったときはお前の力をまっさきに借りに行くからな。覚悟しておけよー」

早田「ははっ、怖いわぁ。こりゃ相当気合入れて特訓して力を身につけんといかんなぁ」

言葉などいらない。互いが互いを思いやる心だけで気持ちは通じ合っている。
森崎がアカネイア大陸に来る以前から手に入れていた友情は未だ色褪せず輝きを放っている。

※早田の評価が上がりました

適当な空き地を抑えていた新田と栗栖と合流し、早速シュート練習にはいる森崎たち。
早田のダブルシェービングシュート、栗栖の空中で錐揉み回転しながら放つダイビングヘッドを主に
森崎をキーパー役にしてひたすら打ち込みを続ける。新田は常に二人のフォームをチェックし
アドバイスが出来ることがあれば熱心に声を出して伝えていた。

森崎「(なんというか、羨ましいな。俺もブレーメンに行ったらいい人間関係を築いていきたいものだ)」

アカネイア大陸での長き戦いは、森崎に人と人との信頼の大事さという精神を根強くさせていた。
実力主義の厳しいプロ世界において、甘い考えだと思われることもあるだろう。
それでも多くの人に支えられてこれまでの戦いを勝利したことを考えれば、
森崎はこれから先も早田やマルス、そして中山のような信頼できる仲間を育んでいきたいと思うのだっった。

森崎「さァ、次は何処から撃ってくるんだ?俺が腰を抜かすくらいのヤツを打ってきても構わんぜ!」

早田「へっ、言ってくれるじゃねぇか。確かにいつまでも退屈させとくのは悪いよなぁ、栗栖」

栗栖「はい。せっかく練習に付き合ってもらっているんですから」

二人をさらに躍起にさせるための森崎の挑発が広場に響く。新田はメモを取りながらその様子を楽しげに見ていた。
思い返せば、森崎に蔑まれ馬鹿にされ続けた悔しさをバネに、自分はここまでの力を手に入れたのかも知れない。


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0ch BBS 2007-01-24