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【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】


[503]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/07(火) 21:58:39 ID:???
シュートのノビを生み出す脚力を今から身につけることは困難だ。
だが、早田にはスムーズにボールに回転をつける器用さがある。
昔から変化球シュートを打ち続け、柔らかな足首が積み重ねてきた経験は嘘はつかないはず。

森崎「なぁ早田。ちょっと気になったんだが、お前、曲げるにしてもどの角度まで曲げられるんだ?」

早田「そりゃあもう、コーナーからの厳しい角度でもしっかり正面をつけるくらいには」

森崎「それ以上は?」

早田「は?」

森崎「だから、それ以上の角度を広げられるかって聞いてんだよ。
   大雑把に言えば、後ろを向きながら正面に撃てるかってことだ」

早田「アホ言うな!そんな無茶なシュート…………打てんこともない」

森崎「なにィ!」

新田「えぇ!?そ、それって本当ですか早田さん!」

早田「栗栖、おまえ前に俺に話したよな。jrユース大会でとんでもない化物と戦ったって」

栗栖「は、はい。一度だけ見たことがあるんですけど、此方に背中を向けたまま…こう、ボールを高く上げて…」

栗栖の説明によれば、そのシュートは世界大会決勝戦、ブラジルjrユースの最年少かつエース、シニョーリが見せたものだという。
背中を見せながらシュートを撃つことでギリギリまでシュートコースを見せず、
しかもコマのように回転しながら撃つことで、ボールに勢いも乗せているという。

栗栖「うちのキーパーも当時の森崎さんに負けないくらいの実力でしたけど、そのシュートを止めることはできませんでした。
   初見であのシュートを止められる人は、まずいないんじゃないでしょうか」


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0ch BBS 2007-01-24