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【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】
[664]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/02/21(火) 00:19:55 ID:???
アンナ「決まった〜!後半45分、ついに南葛が総合優勝の望みをつなぐ待望の追加点を獲得!
エースのナポレオンくんを欠き、苦戦が予想された南葛でしたが
逆に息のあった連携をこれでもかと言わんばかりに発揮していますね〜」
ニーナ「どんなに良い選手といえども力を発揮できる環境でなければ活躍できません。
今日のウイングスは全員がハツラツとし、全力を出せているように思えますね」
来生「ハッハァー!見たか!俺が南葛の真のエース、来生哲平だぁ〜!」
滝「これこそ王者南葛って感じだよな。うんうん」
井沢「昨日はアイツのせいで俺の折角のプランがぶち壊されちまったからな。ハハハ」
早苗「(なんだか釈然としないわ。ナポレオンくんの存在は南葛ウイングスにとって邪魔でしか無かったというの…?)」
全力を出せる環境。それは昨日のアリティアへの敗戦の体の良い言い訳にしか思えなかった。
確かにナポレオンは南葛というチームの和を乱し、空気を悪くしていたかもしれない。
早苗「(でも、そんな悪い空気さえも絶対的な強さに変えてきたのが私達『南葛』じゃなかったの?
……翼くん。こういうとき、マネージャーはどうしたらいいのかしらね。
一緒に勝利を喜んで盛り上げるべき?でも、今の私は……なんだかすごく悔しい)」
翼がナポレオンのようにチームに馴染んでいなかったと言うわけではない。
だが、多くの選手は彼を異端の目で見つめていた。監督も、マネージャーも。あの森崎でさえも。
アイツは特別なやつだから。天才だから、サッカーの申し子だからと。自分たちとは別次元の人間だと。
早苗「(修哲小との対抗戦が懐かしい。あの頃は…そう、あの頃は皆が一生懸命力をあわせて戦っていたはずなのに)」
男勝りだった自分の初恋を奪っていった多くの人を惹きつけてやまない朗らかな少年の笑顔。
彼の素敵な笑顔の源が『サッカーの楽しさ』から『飽くなき勝利』へと変わっていったのはいつ頃だったろうか。
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0ch BBS 2007-01-24