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【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】


[730]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/02/24(金) 22:22:46 ID:???
個人の力不足を周囲との協力プレイで補う彼の持論は間違ってはいない。
しかし代表戦ともなってくれば話は違ってくる。如何にして相手の連携を断ち切り、孤立させ、
有利な位置から攻め立てることを考えなければ勝ちに行くのは難しい。
反町も決して悪いプレイヤーではない。だが、彼に出来る仕事をこなし、
そして彼にできない仕事をこなせる選手は他にも大勢いるのだから。

反町「……森崎。一体いつまで手を握っている?悪いが俺にはそっちの趣味はないぞ」

若干侮蔑するような口調で森崎の手を振りほどこうとする反町に気づき、森崎も慌てて手を離す。

森崎「お、俺だって違わい!俺はこう見えても女の子には結構人気があるんだぜ?」

試合前のカタリナとの一件が胸にチクリと痛んだが、見栄を張るように森崎はふんぞり返る。

反町「ふーん。モテナイツ筆頭であるお前がね。…まあいいさ。審判、コイントスをお願いします。俺は表で」

森崎「…じゃあ俺は裏で。というかなんで俺が筆頭になってんだよ。
   まるで俺が一番モテナイような口ぶりじゃないか。お前だって似たようなものだろうに」

反町「お、俺は女の子と接する機会がないだけだったんだ!」

審判「君たちいい加減にしたまえ!これ以上関係ない話で試合を遅らせないで欲しいね」

森崎・反町「す、すんません……」

ピーン!パシッ!

二人が揃って頭を下げる中、弾かれたコインが審判の手の甲に落ちてくる。


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