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【闇のオーブ勢】ファイアーモリブレム36【分裂?】
[845]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/02/26(日) 21:04:18 ID:???
ガーネフ「おや?どうしましたかな森崎殿。向こうに何か見つけたのかな?」
ラムカーネ「んー…いや、別に。新しい駒になりそうかなってやつがいたんだが。
ありゃダメだな。完全に枯れた葉っぱだ。もう俺の役には立ちそうもないぜ」
ガーネフ「ふむ。闇のオーブは使用者の欲が深く、色濃いほどその力は発揮される。
現状に満足し、歩みを止めてしまった愚か者など我らの同士には相応しくないでしょうな。
その分、あの才能の欠片もない平凡な男の力の増大には儂も我が目を疑いましたぞ」
ラムカーネ「ふん。そんなの俺やガーネフさんだって一緒だろうが。
才能、さいのう、サイノウ。このたった4文字で優劣が決まるだなんて馬鹿げてるにもほどがある」
ガーネフ「ふぇふぇふぇ…その通りですな。真に優れた存在。それはどんな手段を用いようとも勝者の側にいられる者よ」
ラムカーネ「直に分かるさ。俺とあのまがい物。どちらが正しいかなんて分かりきっていることだがなぁ。うっけっけ…」
ガーネフ「この大会が終わった時、いよいよ始まりますな。我々の壮大な計画が……
ところで、計画ではそろそろあの娘が投じた薬物の効果が現れる頃合いじゃが」
ラムカーネ「アイツは他人からの信頼が崩れるのを馬鹿みたいに恐れている。そして自ら失った体力を必死に取り戻そうとしている。
そんなアイツが目の前にぶら下げられた貴重なエサにかぶりつかないわけがないさ。フッフフフ…」
ガーネフ「(問題はこの情報が外に漏れていないかなのじゃが。あのイスラスとかいう生意気な若造め、まだ見つからんのか…)」
彼と同室の仲間に聞いても、彼の行方はわからずじまいであった。
ガーネフが支配する暗殺組織の中核であるクライネ、ローローの二人に捜索を命令したが成果は出なかった。
ガーネフ「(未だ沈黙を続けるガトーの存在も気がかりじゃ。早い内にこの闇の媒体に星のオーブの力を全て取り込んでもらわなければ…)」
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0ch BBS 2007-01-24