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【蟹座に】キャプテン岩見25【栄光あれ】


[906]キャプテン岩見:2012/03/29(木) 14:58:43 ID:7q9I817U
----第一ループ----

岩見たちの意識が、この時間軸のほむらへと流れ込んだ。
といってもほむらには干渉できない。傍観者に過ぎないのである。

ほむらは、転校生として見滝原中学に転校してきていた。
だが、この時は魔法少女にもなっておらず心臓の病気が治っておらず
病弱で大人しい女の子だった。このときはまだ眼鏡をかけていた。

学校に入っても、勉強ではついていけず、体育でも準備運動で倒れてしまい
クラスの子たちからも陰口を受けていた。 省14

[907]キャプテン岩見:2012/03/29(木) 15:05:43 ID:7q9I817U
まどかの励ましを受けても、ほむらは自己嫌悪をしてしまっていた。
その結果、魔女の口付けに捕らわれて、結界へと誘い込まれてしまう。

そこを助けてくれたのが、まどかとマミだった。

まどか「秘密がばれちゃったね。クラスのみんなには内緒だよっ!!」

マミ「大丈夫?でも私たちが来たから心配無用よ」

ほむらが最初に見た魔法少女はまどかとマミであった。
これが彼女の運命を決める出来事となってしまう。

-----ほむらの中のまどかたち-----
省22

[908]キャプテン岩見:2012/03/29(木) 15:14:52 ID:7q9I817U
マミとまどかによって助け出されたほむらは、QBを見ることができたので
彼女たちと一緒に行動し、魔法少女とはどんなものか体験していくことになった。
この時点ではまだ契約しておらず、願い事も決めてはいなかった。

QBはほむらが居ることでまどかの戦う意欲を引き出し、魔女化させようと考えていたので
この時点では積極的には勧誘することもなかった。

そして日が経ち、運命の日がやってきた。
ワルプルギスの夜。ほむらの宿敵であり、倒さなければいけない相手との戦いの日である。 省30

[909]キャプテン岩見:2012/03/29(木) 15:29:58 ID:7q9I817U
絶望な状況であってもまどかは諦めなかった。
マミが死んだ状態で、残っている魔法少女はただ1人。
彼女が戦わなければ数千人が被害に遭う。

ほむら「えっ…そんな……巴さん、死んじゃっ、たのに…
    一人だけであんなのに勝てっこない!鹿目さんまで死んじゃうよ?」

目の前にマミの亡骸があり、勝てる戦いとは言えなかった。

まどか「それでも、私は魔法少女だから。みんなのこと、守らなきゃいけないから」
省33

[910]キャプテン岩見:2012/03/29(木) 15:37:19 ID:7q9I817U
ほむら「あなたと契約すれば、どんな願いも叶えられるの?」

QB「そうとも。君にはその資格がありそうだ。教えてごらん。君はどんな祈りで、ソウルジェムを輝かせるのかい?」

絶望な状態に陥ったほむらには契約を結ぶしか道がなかった。

ほむら「私は……。私は、鹿目さんとの出会いをやり直したい。彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい」

泣きじゃくりながら、QBに自分の願いを伝えた。 省26

[911]キャプテン岩見:2012/03/29(木) 15:42:12 ID:7q9I817U
-----ほむらの中のまどかたち-----

ほむら「……」

まどか「ほむらちゃん、私のために契約してくれたんだね」

さやか「これからが本当の地獄なんだよね。結構ハードな内容だったけど」

マミ「ごめんなさい。私の力不足ね。」

杏子「あんなの相手にするのかよ。しっかり鍛えておかないと辛いな」

1週目からハードな終わりだった。だが、本当の地獄はこれからである。

岩見(ふぅ……友達の死を見るのは辛いだろうな……)

どうしますか?
省8

[912]森崎名無しさん:2012/03/29(木) 16:06:59 ID:ShGX0j8+
A

[913]森崎名無しさん:2012/03/29(木) 16:07:25 ID:rTNfYKFs
A

[914]キャプテン岩見:2012/03/30(金) 00:29:15 ID:JzjC2CZ2
Aほむらを抱きしめる

岩見(これだけ辛い思いをしていたとはな。)

友達の死を何度も見ることになったほむらの心境は相当辛いだろう。
それも目の前だ。そんな中でも希望を捨てず魔女にならなかった彼女は
相当心が強いのだろう。

岩見はほむらを抱きしめてあげた。

ほむら「……私を励ましてるつもり?」

岩見「ここまで辛い思いをしているとは思わなかった。
  もっと甘えても良いんだぞ。」

ほむら「……大丈夫よ。私は。」
省4

[915]キャプテン岩見:2012/03/30(金) 00:38:18 ID:JzjC2CZ2
ほむら「まだこれは序の口よ。ここからが本番。」

-----2度目のループ-----


ほむら「はっ?ここは…。私、まだ退院してない…。はっ!?夢じゃ、ない…」

病院で目覚めたほむら。手もとにはQBとの契約の証ソウルジェムが握られていた。
今まで見てきた光景が夢でない証拠だった。

そしてまた転校初日が始まった。

ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします。」

最初とは違い、おどおどした感じが少しなくなっていた。 省25

[916]キャプテン岩見:2012/03/30(金) 00:46:26 ID:JzjC2CZ2
まどか「それにしてもいきなり魔法少女になったなんてみんなの前で言うから驚いたよ〜
   でも気持ちはわかるけどね。私も魔法少女になった時は嬉しかったもん」

屋上でまどかと話すほむら。
先ほどの件でのお話だ。

ほむら「す……すいません。驚かせちゃって。」

まどか「良いよ〜。それにしても魔法少女が3人か〜
   魔法少女は私とマミさんだけだと思ってたのに。ほかにも居たんだね。
   でもどうして私のこと知ってたの?まだきゅうべぇと契約してそんなたってないのに」 省25


0ch BBS 2007-01-24